File 18 言葉数は少なくても
- 公開日
- 2021/12/15
- 更新日
- 2021/12/27
熟成梅種
楊梅幼稚園では下京雅小学校と幼小連携・接続の研究を推進しています。3歳児〜5歳児がいろいろな学年の小学生と触れ合い,遊ぶ交流活動も行っています。
11月,5歳児と1年生が一緒に生活科「みんなといっしょに あきのなかよしランドであそぼう」の活動をしました。梅小路公園に一緒に出掛け,木の実や木の葉などを集めた後,色々な遊びを一緒に考え,つくりました。どんぐりをころがして遊ぶ「ドングリランド」,木の実を使ったけん玉や輪投げ,ジェットコースターもできる「あきのゆうえんち」,どんぐりをタイヤにした「秋の車レース」,木の実や木の葉を使っての飴やケーキ,アクセサリーや洋服などの「あきのショッピング」と4つの遊びのコーナーができました。
〇ちゃんは,ペットボトルやロール芯などを使って,どんぐりをころがし,最後にプリンカップの“てんごく”“じごく”に落ちるコースをつくっていたところ,1年生の◇ちゃんが来てくれました。ペットボトルと筒の接続部分がうまくつながるようにとテープを貼っています。〇ちゃんがテープを切る役,そして◇ちゃんが貼る役になって,〇ちゃんは黙ってシャッ,シャッとテープを切って,◇ちゃんがそれをもらい,貼っていきます。時にはテープが絡まってしまい,指でまっすぐに直そうとする〇ちゃん。かなりの時間が過ぎても◇ちゃんは焦らず,コースの確認をして,「ここが…」とうまくつながらないところを見ていると,〇ちゃんもそこを覗き,テープを差し出します。また,〇ちゃんも自分が思ったところにテープを貼り,どんぐりを一つずつ持ってきて,テスト転がしをしました。そこで,その日の生活科の時間が終わりました。
次の生活科の時間も一緒に活動しました。〇ちゃん,◇ちゃんは前回よりは少し打ち解けた様子で,二人でコースをしっかりと立て,続きを作り始めました。しばらくして,様子を見に行くと,“てんごく”に落ちるロール芯に鈴をつけたタコ糸が貼ってありました。また,通っているどんぐりが見えないように,“てんごく”と“じごく”との分かれ道のペットボトルの周りを切り開いた牛乳パックで覆っていました。どんぐりを転がした時のドキドキ感が高まり,“てんごく”に落ちた時の当たり!を味わえる装置になっていました。
今回,〇ちゃんも◇ちゃんもこの活動で出会いました。二人ともどちらかといえば無口で,おとなしく,言葉をたくさん交わさずとも,互いの思いを共有し,協力し合っていました。〇ちゃんは小学校での活動にもかかわらず,一人でも小学生と関わり,自立しています。今まで〇ちゃんは幼稚園でいろいろなことを経験し,自信もみられるようになってきました。この活動でも,安定して自己発揮をしていました。もうすぐ1年生になる〇ちゃん,小学校での学習に憧れや期待が膨らんだことと思われます。
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