27期生 探究基礎特別講座
- 公開日
- 2026/05/15
- 更新日
- 2026/05/15
学校の様子
15日(金)は、7限にG-CALL教室で27期生を対象に、探究基礎特別講座が行われました。題して、「そのアンケート、そのインタビュー、もっと深めてみませんか?~心理学のプロから学ぶ、一生使える調査のコツ~」です。
生徒は、個人研究についてデータの取り方や、アンケート分析の方法に悩んでいるかもしれません。そんな生徒たちに、心理学のスペシャリストが、調査の基礎をわかりやすく伝授していただくという内容で、講師は、NTT研究所の研究員である、片桐有理佳先生と中根愛先生、昨年もご講演いただいた小林哲生先生でした。講演の内容は、以下の通りです。
片桐先生:調査には、アンケートなどで数値を取る量的調査と、インタビューなどで解釈をする質的調査がある。そのうち、インタビューは、仮説を立てるときに役に立つ。実施の際は、まず目的を明確に設定した上で、誰に聞くかを決め、質問シートを作成していく。
中根先生:インタビュー分析では、データを既存のカテゴリーに分ける場合と、カテゴリー自体を作る場合がある。thematic analysis(主題分析、テーマ分析)という手法があり、まず逐語録を作る、次にデータをよく読む、そしてコーディング(ラベル付け)する、最後にカテゴリーを作る。(SNS投稿についての調査を例に、ワークショップを行った上で、)分析結果は質的研究となり、また新たなアンケート作成にもつながる。
その後の質疑応答では、生徒から、「回答者が知り合いで、回答内容にバイアスがかかる場合はどうするか」という質問などが出ました。また、講演会終了後には、小林哲生先生による「心理学よろず相談室」が催され、残った生徒たちが熱心に相談をしていました。
今年度も始まった探究基礎。生徒たちは、28期生のHOPでも27期生のJUMPでも、いろいろとつまずくことがあるかもしれません。特に、インタビューの仕方については、様々な悩みがあると思います。そんな中で、今回の特別講座が、少しでも生徒の疑問解明に役立つと幸いです。