学校日記

文化祭まであと2日!!

公開日
2018/08/30
更新日
2018/08/30

校長室から

Drastic Innovation

 私たちが生きる情報化社会の状況は急速に変化していて、とりわけ人工知能技術をはじめとする技術革新はすさまじい。社会構造も大きく変化し、次世代の新しい社会が見え隠れしている。IoT(Internet of Things)ですべての人とモノがつながり、さまざまな知識と情報が共有化されることによって、これまでになかった新たな価値が生み出され、さまざまな社会課題が克服されるといわれている。少子高齢化や地方の過疎化などの課題、情報があふれすぎて必要な情報が必要な時に見つけられないなどの課題等、これまでの社会で解決困難だったことが、AI(Artificial Intelligence)、ロボティクスなどを活用していくことで、生きていくうえでの可能性が広がっていく社会が構築される。その社会を「超スマート社会」と呼び、今の中学生や高校生が社会で活躍する頃に直面する。
 IoTやAI、ロボティクスなどといった情報を中心とする革新的技術が新しい付加価値を生み出していく社会は、SF映画で描かれているシーンによく登場するが、もうフィクションではなくなってきている。超スマート社会は、一見その中心となるのが、デジタライゼーションのようだが、私たちが大切にしなければならないのは、人間中心の豊かな社会でなければならないということだ。したがって、デジタライゼーションはあくまでも手段でなければならない。
 人間中心の豊かな社会を構築するには、一人ひとりのエンパワーメントが最も重要となる。堀川高校での「自立する18歳」にむけての自覚と成長が10年後、20年後の社会に直結していくと考えている。文化祭もその重要なエンパワーメントを強化する活動だ。想定外が目の前に立ちはだかり、朋とともに軌道修正し目標達成を目指し、もがき続ける。達成に向けての協働から得られるエネルギーは、朋が多ければ多いほど、掛け算となって増大していく。居心地のよい落ち着いた平静さの中ではイノベーションは起こりえない。新しい価値を創造するには、ドラスティックな革命を起こさなければならない。
 この革命的な2日間は、10年後、20年後のデジタライゼーションを手段とした人間中心の豊かな社会である「超スマート社会」を構築するパワーの根源となること間違いなしである。堀川高校の文化祭は日本の未来社会の土台となる魂が宿り、そしてパワーも無限に増大する場なのである。

 イタリアベローナ、ダンスをする老夫婦曰く、
 「タンゴはウィルスのようなものだよ。踊らずにはいられないんだ。上手に動くことより、素直な感情が大事なんだ。タンゴは3分間の人生なんだよ。」

(文化祭パンフレット挨拶より)


 学校長 谷内 秀一