松田康子先生 ピアノ特別講座 ~2年生・アンサンブル~
- 公開日
- 2026/10/26
- 更新日
- 2026/10/24
学校の様子
10月21日(水)、松田康子先生によるピアノ特別講座の最終日は、2年生を対象に「総合的な探究の時間 特別編」として、「アンサンブルを通して、音楽や表現について考える」をテーマに実施しました。
今回は、ヨーロッパ研修旅行で演奏する曲を取り上げ、ピアノの連弾と、2本のヴァイオリンとピアノによるアンサンブルの2グループがレッスンを受けました。
ピアノのレッスンでは、さまざまな踊りの性格や曲の展開をどのように表現するかについてご指導いただきました。楽譜を正確に弾くだけでなく、音楽の中にある面白さや不思議さを見つけ、それをどう伝えるかを考えること。また、同じピアノの音色だからこそ、互いの音をよく聴き、何を聴かせるのかを工夫することの大切さを教えていただきました。
ヴァイオリン2本とピアノのアンサンブルでは、楽器同士の音量や響きのバランスについてご指導いただきました。「なんて素敵な音、と思ってもらえるように始めて」。一つひとつの音を美しく響かせること、旋律の中で最も美しいところを感じて表現することなど、具体的なアドバイスが続きました。また、テンポを落として合わせることで音楽の構造やそれぞれの役割が見えてくること、ただ拍を合わせるのではなく、相手がどのように弾いているかを感じながら演奏することの大切さを学びました。
レッスン後の質問では、「アンサンブルで一番大切なことは?」という問いに、「難しいけれど、お互いを聴くこと」とのお答えが。また、それぞれの楽器の特性を理解することや、必ずしも全員が同じ音楽の方向を向くとは限らないことなど、アンサンブルの奥深さについてもお話しいただきました。
さらに、自然から感じ、学ぶことの豊かさや、海外で現地の言葉を学ぶ意味、幅広いレパートリーに触れる大切さなど、話題はさまざまな方面に広がりました。
ちょっとした意識の違いが、身体の動きや音に結びつくことで、音楽が大きく変わっていく。生徒たちも、その変化を実感できたのではないでしょうか。
3日間にわたり、各学年の生徒たちに熱心なご指導をいただいた松田先生に、心より感謝申し上げます。