学校日記

チェンバロ

公開日
2026/06/24
更新日
2026/06/23

学校の様子

 昨日から2年生の実技試験が始まっています。


 本校にはチェンバロを専攻している生徒がいます。高校でチェンバロを専門的に学べる学校は多くなく、これも本校の特色の一つと言えるかもしれません。


 チェンバロは、ピアノよりも古い時代から使われている鍵盤楽器です。ピアノがハンマーで弦をたたいて音を出すのに対し、チェンバロは弦をはじいて音を出します。そのため、ピアノのように音の強弱をつけることはできませんが、一音一音がはっきりと立ち上がり、その音が連なって生まれる独特の響きには、チェンバロならではの魅力があります。


 普段はレッスン室に設置されていますが、実技試験を前にホールへ運び込みました。

 ただ、運び込めばすぐに演奏できるわけではありません。チェンバロはとても繊細な楽器で、設置した後も様々な調整が必要になります。本番で最良の状態で演奏できるようにするためには、多くの準備が欠かせません。


 舞台で演奏される音楽の裏には、このような地道な作業があります。


 実技試験本番では、チェンバロならではの美しい響きをホールいっぱいに届けてくれることでしょう。