公開授業 実習1(2年生日本画)の紹介
- 公開日
- 2025/12/04
- 更新日
- 2025/12/04
授業の様子
2年生の日本画実習授業(11/26)の中で、「岩絵の具を知る」と題して公開授業が行われましたのでその内容をご紹介します。
生徒たちは「岩絵の具」の成り立ちや特性、使用方法を学び、顕微鏡でも観察し、天然鉱石ならではの複雑な色合いや顔料や粒子の重なりによって生まれる日本画の魅力を大いに体感する機会となりました。
粒子が大きいほど重厚で鮮やかな発色になる一方、細かくなるほど落ち着いた柔らかな色味になる「粒度差による階調」が日本画特有の深い色表現を生むこと、また膠の溶き方や量の調整が発色や定着性に大きく影響すること、比重が違うため塗り重ねにもその順序や量が影響してくること、さらに筆の走らせ方によっても色合いが変わってくる等、日本画の難しさや面白さを満喫していました。その後水干絵具を使うと色の伸ばしやすさがまったく異なることに「感動した!」との声も上がっていました。
生徒たちは、自身の好みの色合いを今後の参考資料にしようと、塗り重ねた色の横に絵の具の種類や番号を書き添え、独自のマチエールを作成していました。
様々な色合いを試してみて、自身のイメージする色を作り出し、今後の作品に生かされることを大いに期待します。