公開授業期間が始まっています。【彫刻専攻の授業より】
- 公開日
- 2025/05/16
- 更新日
- 2025/05/16
授業の様子
公開授業では、教員同士が互いの授業を見学し、授業後に意見交換を行うことで気づきを得、授業内容をブラッシュアップしていきます。毎年々の教育方針を元に、生徒たちに伝えたい学びを工夫し、分かりやすさを高め、教科指導力の向上を図っていく大変貴重な授業研鑽の機会です。。
この期間には、いつもよりBIKO steAm(「美」を通して様々な学びに横断的に取り組む教育活動)を意識した授業に取り組んでいます。BIKO steAmの目標は、生徒たちの多様な学びへの意欲・関心を高め、他の教科にも興味関心を広げて好奇心を高め、主体的に学ぶ力を育むことです。興味を持ったことに対して自分で積極的に調べたり、行動することが、大好きな美術の力をさらに伸ばすことにもつながり、「ソウゾウ(想像と創造)」に向かう力を育成することになると考えています。
今日は2年生の彫刻の実習授業を紹介します。
二人の生徒がペアになり、粘土を使って相手の顔を創り上げていく実習ですが、この日が全14回中の7回目でした。
人体構造の生物学的特徴や骨格を意識し、手や様々なヘラを駆使して、細やかな表情を創り出していきます。顔の角度や表情、目線、小鼻のシワや唇の下の小さな窪みまでモデルの特徴を忠実に再現していきます。
モデル役の生徒は相手の生徒のために、出来るだけ同じ姿勢、同じ表情を維持し、目線も一点をずっと凝視して頑張っていました。
少し削っては遠目で確認し、また削ったり逆に付け足したりを繰り返して、徐々にモデルの顔に近づいていました。
少しの肉付きで表情が変わり、見る角度によって見え方も違ってきますので、生物学的な特徴や骨格を意識することで立体を形創るための要素がより理解でき、造形の複雑な過程に役立てられています。