1学期終業式の話
- 公開日
- 2020/07/31
- 更新日
- 2020/07/31
校長室から
終業式に際して以下のようなお話をしました。(学校だよりにも掲載しています)
今年度のスタートは本当に波乱となりましたね。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、始業式・入学式を行ったすぐに新クラスにも慣れないうちに休校となりました。ずっと「ステイホーム」ということで、外出も自粛して、家庭での生活となりました。振り返ってみれば4ヶ月が経過し、あっという間に明日から夏休みを迎えることとなりました。生徒の皆さんは「学校」に行く意義や意味を見直す機会にもなったかもしれませんね。もちろん我々教職員も同じです。やっぱり学校には生徒がいないと何にも面白くないということがよくわかりました。私は4月から校長という大役を頂き、大淀中学校で何ができるかと考えました。生徒の皆さんがいつも通いたい学校って何だろう?そこに仲間がいて、先輩がいて、教職員がいて、保護者や地域の方々がおられて、皆さんがこの「淀・淀南」の地域に住む一員として、この地域を誇りに思え、人と人とのつながりが感じられるような、そんな学校になれば良いなと思っています。そして生徒の皆さん一人ひとりが、自分自身を信じ、「明朗・公正で卑屈でなく、やり出したら最後までやり抜く」という大淀スピリットを具現化できるような学校生活を営んで欲しいと心から祈っています。
さて、終業式に当たり、皆さんに3つのお話をします。
1つ目はこの1学期、皆さんは本当によく頑張ってくれたということです。行事のこと、部活動のこと、授業のこと、いろいろなことをたくさん我慢し、辛抱してくれたと思います。新型コロナ対策のために様々な制約があった中で、皆さんは明るく日々を過ごしてくれました。毎朝の元気な皆さんの「おはようございます!」という挨拶にどれだけ心が洗われ、嬉しかったことでしょう。また先ほど表彰もしましたが、生き物の命を大切にする行為、そしてトイレのスリッパや体育館の靴をきちんと並べてそろえることなど、
多くの人が意識を良い方向に向けてくれていることが何より嬉しかったです。この状態を「心のコップが上向き」といいます。心のコップが上を向いているといろんな人がたくさん注いでくれますよ。これは本当です。そのような気持ちでこれからも頑張っていきましょう。改めて皆さんに感謝したいと思います。
2つめは「朝顔」の話です。皆さん、夏の花で有名なものに「朝顔」」がありますね。この「朝顔」っていつ咲くか知っていますか? 朝顔は24時間温かい光を与え続ければ咲くというものではなく、夜明け前の冷たい暗闇の時間が必要なのです。実は皆さんの人生も同じなのですね。立派な花を咲かせるためには冷たい暗闇の夜も必要なのです。
人生の時間という話があります。皆さんの年齢を3で割ってみるのです。15歳なら朝5時。12歳なら朝4時です。つまり中学生の間というのは、朝の4時から5時あたりです。明け方の冷たい暗闇の時間なのです。先生なら夕方の6時頃になっています。ですから皆さんの人生にとって、今のこの中学生の期間は花を咲かせるために必要な養分を蓄えるとても大切な時期ということになるんですね。皆さんの将来の夢を叶えるつぼみを立派な花にして咲かせるためにも、この夏休みはしっかりと蓄えておくときだと自覚してくださいね。
3つ目は、その夏休みの過ごし方についてです。例年に比べて短い期間となりましたが、一番気をつけて欲しいことはやはり新型コロナ感染予防です。いつ誰が罹ってもおかしくない状況がまたきています。手洗い・うがいはもちろん、消毒、マスクの着用等での対策はまだまだ必要です。引き続き宜しくお願いしますね。最後になりましたが、皆さんが健康な日々を過ごし、8月24日の始業式に元気な姿で登校できることを祈ってます。何か困ったことがあればいつでも学校に連絡してきてくださいね。