一本のキュウリ
- 公開日
- 2014/06/25
- 更新日
- 2014/06/25
学校の様子
校長室のドアをノックする音がする。ドアが開いて、そこに育成学級の子どもたちの姿があった。「どうしたんだ?」と聞くと「僕たちが作ったキュウリです。食べて下さい。」と白いビニール袋に入った1本のキュウリを差し出した。「お金払わなくていいのか?300万円ぐらいするんじゃないか?今晩のつまみにするね。ありがとう!」と言うと、去年まで先生方を困らせていたF君がにっこり笑った。ここまで指導していただいた先生方を思い、それに応えた彼らを思い、ドアを閉めて、そのキュウリを眺めていたら涙がこぼれた。