時が流れて
- 公開日
- 2014/06/27
- 更新日
- 2014/06/27
学校の様子
今、教育実習生が3名来ている。先生の卵である。リタイアを前に自分の実習生時代を思い出す。高校で必死な3週間実習を積んだ。担当の先生は西進次郎先生だった。今でもはっきり覚えているのが不思議なくらいである。お元気であれば、もう90歳を超えておられるかもしれない。実習が終わったとき3名の英語科の先生方が慰労をしてくださり、英語の辞典を頂いた。使うことはなくなったが、今でも持っている。また実習最終日に生徒からもらった手紙も束にして今でも実家に置いてある。今年の実習生もこのように記憶に残るような日々であって欲しい。
大学を出て、免許を取り、採用試験を通過して先生になる。今年もそのようなフレッシュな先生が2名赴任した。今は新採指導員という先生がそれぞれの教科に付いてくれて、様々な指導をしてもらっている。私たちの頃はそんなものなどなかった。担任の仕方も、教科の指導法も大学で習ったとはいえ、ぜんぜん歯が立たない。先輩を見て、見よう見まねで、やってきた。思えばよくやってきたものだと思う。しかし、自分にいい先生と呼ばれる時代があったとすれば、一番いい先生であった時代はいつだろうと思う。決して経験を積んできた後半ということばかりとはいえない。何も分からず、手探りで苦しみながらも研究、勉強していた「先生!」と呼ばれて誰だろうと振り返った、あの成り立ての頃かもしれない。
改めて「いい先生とは何だろう」と思う。
子どもたちはかわいくもあるが、残酷でもある。振り返ると、子どもたちや保護者の方には助けられたことのほうが多かったなあと思う。生徒や保護者は先生を育てる先生である。みんなは授業に集中し、学力を身につける。そのことが先生を育てることにもなるし、みんなのためでもある。先生を応援して下さい。先生方は授業を工夫し、分かりやすく教えていただきたい。