学校日記

歌声の響く学校

公開日
2009/09/02
更新日
2009/09/02

学校経営の基本方針

文化祭が10月2日にある。そのプログラムの一つに「合唱コンクール」がある。以前の勤務校は1クラスが十数名だったので、それができないのを残念に思っていた。総合的な学習の時間に生徒が作詞作曲したものを、教師も入れて全員で歌ったことが懐かしい。
「旅立ちの日に」という歌がある。これは1991年に、当時荒れていたある中学校の校長先生が作詞し、音楽の先生が曲を付けて、歌声の響く学校にしようと文化祭に先生方が生徒にプレゼントした歌である。日本中に拡がった歌だ。♪「白い光の中に 山並みは萌えてはるかな空の果てまでも 君は飛び立つ限りなく青い空に 心ふるわせ自由をかける鳥よ 振り返ることもせず 勇気を翼に込めて 希望の風に乗り この広い大空に 夢を託して 懐かしい友の声ふとよみがえる 意味もないいさかいに 泣いたあの時心通った嬉しさに 抱き合った日よみんな過ぎたけれど 思い出強くだいて・・・」この中の「意味もないいさかいに 泣いたあの時 心通った嬉しさに」は生徒にも教師にも思い当たる心震わすフレーズである。
醍醐中は音楽室が西校舎の離れたところにあるので、職員室まで笛の音や歌声が聞こえない。それを残念に思っていたが、昨日、放課後に響いてきた。思わず階段を上る。3年生が男女別になって、パート練習をしていた。いい感じである。最初はうまくいかないものだ。男子が歌わないの、女子が声が小さいの、のってくれない人がいる、もうやめた、とかクラス作りの一つが、クラスを壊しかけないと思うときもある。もっと大きな声でと怒鳴れば、怒鳴るほど声は小さくなっていく。誰が付けたのか「音楽」という言葉。人は暴力的な力ではなく、その気になったときに計り知れない力を発揮する。不思議なものだ。どのクラスもやってよかったという気持ちの残る取組にして欲しい。

歌の力、音楽の持つ果てしない力を思う。この世に音楽があってよかった。