学校日記

5月12日 2年国語「春は〇〇〇〇」(2)

公開日
2023/05/12
更新日
2023/05/12

学校の様子

 みなさん、こんにちは。
 『太中草子』第2弾です。

★春は花見。ようようはなやかになりゆく花の木。その花の下で黄昏れるひとときさへいとおかし。
 夏は祭り。空に浮かぶ光る模様の良さはいふべきにもあらず。ない祭りは少し静かでわろし。
 秋は月見。きれいな月を見るとて、うさぎかなと考えている様子はあはれなり。
 冬は正月。新生活が始まる時期。人々の希望と不安でいっぱいの表情はあはれなり。また新しい一年が始まるのもいとおかし。

★春は東風。少し冷たく、だが生命のあたたかさを感じることができいとよろし。
 夏は薫風。力強い風が生命の力をのせてかけめぐり、いと豪快。
 秋は白風。しっとりとした風がみなを落ち着かせる。紅葉を運んでいく風はあはれなり。
 冬は凩。いと冷たい風は生命への試練。落ち葉を運ぶ姿はあはれなり。

★春は桜。やうやう開いていく花びらがいつしか満開になり、その景色はあはれなり。また散っていく姿もおかし、
 夏は向日葵。日の光を浴びて光っている花びらはいとをかし。また満開になっている姿は言ふべきにもあらず。
 秋はコスモス。一面に広がるコスモスと紫一色で染められた世界は言ふべきにもあらず。
 冬は落ち葉。上から踏んだ時の音や雪に埋まっている姿はいとをかし。しかし、葉の中に虫がいるのはわろし。

★春は草村。暖けし気温。春の虫ども草村に住みたる。バッタは飛び、カマキリはかまを上げ、てんとう虫は葉の上で日向ぼっこ。その様子を見ゆるはいとをかし。
 夏は木。暑し気温。夏の虫ども、木にしがみついたる。セミの鳴き声聞いたり夏を思ふ。また、クワガタやカブト虫がすもうをとりたるもおもしろし。
 秋はかれ草。涼し気温。秋の虫どもかれ草の下に住みたる。スズムシやコオロギ、キリギリスなどの合唱の聞こゆ。
 冬は土の中。いと寒し気温。冬の虫ども土の中。さまざまなる虫冬眠したる物悲し。

★春は桃色。やうやう開き始める桜のつぼみ。少し時がたちて満開になった桜は言ふべきにあらず。舞う花びら、桜もちなどもまたをかし。
 夏は緑。多くの木々が鮮やかな葉をもち始める。山の方を向くと青き空と山ぎわで混ざり合う緑もまたいとをかし。やうやう木々につき、なきはじめるセミはあし。
 秋は赤。もみじや楓の紅葉は言ふべきにあらず。他の木々の葉もやうやうと赤く染まり、山が赤く染まるのもいとをかし。
 冬は白。ちらちらと降りゆく雪こそをかしけれ。また、うずたかく積もりし雪で遊ぶのもまたよし。他にも、草につく霜、焼かれたもちなどもまたをかし。

 すべての作品を紹介できなかったのが残念!
 どの作品も力作ぞろいでした!
 将来、太中の卒業生の随筆が書店並んでいるかも知れませんね!