5月11日 2年国語「春は○○○○」(1)
- 公開日
- 2023/05/11
- 更新日
- 2023/05/11
学校の様子
みなさん、こんにちは。
2年生は国語の時間に『枕草子』を学習しました。
『枕草子』は清少納言によって書かれたとされる随筆です。清少納言は平安時代中期の作家・歌人で、この『枕草子』は兼好法師の『徒然草』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。
この学習のまとめとして、2年生は『太中草子』を作成しました。個性豊かで創意あふれる作品ぞろい!なので、その一部を紹介します。
★春は燕。かたがた飛び回る親鳥を大いなる口開け呼べり。小さき体で呼ぶさま、いと美し。
夏は西瓜。皆でしゃくしゃくと食べる西瓜はいと旨し。種を飛ばすも楽し。
秋は焼きいも屋。かの音を聞くと折節を感じていとおかし。
冬は雪。この頃は、息を吐くと白き空気が視界を白く染めゆく。上着につきし雪の結晶は美し。
★春は天ぷら。うまくできた天ぷらを食べる音、いとをかし。
夏はかき氷。やうやう溶けてゆくかき氷、急ぎ食べ頭の痛くなるのはいとつきづきし。
秋はさんま。塩をたくさんかけ焼きしサンマはいとうまし。
冬はなべ。いと寒き中に食べるなべはいとよし。されど熱すぎて食べれずはわろし。
★春は風。さてもかの寒すぎず暑すぎぬ風心地よし。
夏は空気。かのむしむしと感ずるや匂ひが季節を感ぜさす。
秋は山。遠くも近くもみゆる紅葉あはれなり。かの山の冷たき空気はた言うべきにあらず。
冬は空。かの白き空に白き雪。空あくまでつながるる心地、よろし。雪滑ればわろし。
★春はひな祭り。三色だんごは言うべきにもあらず。ひな祭りの風景も恋し。
夏は祭り。花火はさらなり。多く屋台のならんでいるのがいとおかし。人混みを通っていくのはわろし。
秋は月見。月と葉の重なりていと麗し。
冬はお正月。お正月は言ふべきにもあらず。おせちを食べるもいとつきづきし。
★春はさくらもち。もちもちしたさくらもちがのどにつまりわろし。
夏はそうめん。あつい日に冷たいそうめんがのどを通り、いとをかし。
秋はさつまいも。ホクホクとしたさつまいもが冷たい手にあたりいとおかし。
冬はおでん。寒い日に熱いおでんを食べるのはいとをかし。やけどしそうでわろし。
★春は出会い。初々しきさまに迎ふる新しき生活はすくみし様子いとうつくし。
夏は体育祭。クラスとも打ち解けし雰囲気の中、団結し優勝志すさまはいと良し。
秋は文化祭。幾度も合わせし合唱練習。時に合たりもすれどそれも良き思ひ出。
冬は別れ。苦楽をともにせる級友どもと別れ惜しみ涙するさまはあわれなり。