7月8日 3年「平和について」(2)
- 公開日
- 2021/07/08
- 更新日
- 2021/07/08
学校の様子
また、あるクラスでは、「島唄」や「ウージの唄」の歌詞の意味を考え、知っているようで知らなかった戦争の恐ろしさや私たちが伝えていかなければならないことなどを考えました。
『島唄』の歌詞には、次のような意味があるそうです。
でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た
【1945年春、でいごの花が咲く頃、米軍の沖縄攻撃が開始された】
でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
【でいごの花が咲き誇る初夏でも、米軍の沖縄攻撃は続いている】
繰り返す 哀しみは 島わたる 波のよう
【多数の民間人が繰り返し犠牲となり、人々の哀しみは、島中に波のように広がった】
ウージの森で あなたと出会い
【サトウキビ畑で、愛するあなたと出会った】
ウージの下で 千代にさよなら
【サトウキビ畑の下の洞窟で、愛するあなたと永遠の別れとなった】
島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ
【島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界“ニライカナイ”に戻って行きなさい】
島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙
【島唄よ、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい】
でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ
【でいごの花が散る頃、沖縄戦での大規模な戦闘は終わり、平穏が訪れた】
ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
【平和な時代のささやかな幸せは、波間の泡の様に、はかなく消えてしまった】
ウージの森で 歌った友よ
【サトウキビ畑で、一緒に歌を歌った友よ】
ウージの下で 八千代に別れ
【サトウキビ畑の下の洞窟で、永遠の別れとなった】
島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
【島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界“ニライカナイ” に戻って行きなさい】
島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
【島唄よ、風に乗せて、彼方の神界にいる友と愛する人に私の愛を届けてほしい】
海よ 宇宙よ 神よ 命よ
【海よ 宇宙よ 神よ 命よ 万物に乞い願う】
このまま永遠に夕凪を
【このまま永遠に穏やかな平和が続いてほしい】
島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
【島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界“ニライカナイ” に戻って行きなさい】
島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)
【島唄は、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい】
島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
【島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界“ニライカナイ” に戻って行きなさい】
島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の愛を
【島唄は、風に乗せて、彼方の神界にいる友と愛する人に私の愛を届けてほしい】
感想を載せておきます。
★沖縄には何回か行ったことがあって、あの沖縄の不思議に落ち着く感じが好きです。でもその雰囲気も、過去にこういった出来事があったからだと思った。沖縄県民の歌手の人が歌うのは、より一層心に響くなと思った。こんな風に戦争を題材にしたものをもっとしたい。
★平和になる上で大事なのは、戦争があったということをよく知ることだと思う。今の私たちは、生の声を聴くことができる世代。生の声でなくても、次の世代の人たちにちゃんと伝えたい。目を背けたくなるようなこともあるかもしれないけど、ちゃんと知っていきたいと改めて感じた。
★改めて戦争は怖いなと思いました。二度としないためにも、他の国の人たちとうまくやっていってほしいと思いました。お互い、戦争をしたくてしているわけではないと思うので、相手のことも考えて行動していきたいです。
★裏の歌詞は、すごく残酷で切ないことがよくわかった。すごく、心からの叫びが書かれているな、と思った。
★戦争中では殺されるのを恐れて、自分たちで手榴弾を使って亡くなっている。これからは戦争で生きられなかった人たちの思いを受け止めて、今までよりも生きていることに感謝しようと思った。
来年の3月には、義務教育を終え、太中から羽ばたいていく3年生。これからの社会を担うみんなが、平和について深く考え、自分の生き方として受け止めてくれたこと、本当にうれしく思います。
9月の修学旅行での平和学習に、是非つなげていってください。