学校日記

ちょっと いい話(1)

公開日
2014/10/17
更新日
2014/10/17

校長室から

 先日の「道徳の時間」に1年生は、家族や身近な人に対する感謝や思いやりの気持ちを持つことの大切さをみんなと一緒に考えました。中学生にもなると、おうちの人との会話が減り、思いとは別に素直になれずにいる自分に気づくことがあります。今回は、「のぞみ5歳〜手探りの子育て日記〜」(全盲の保護者が、手探りで自分の娘を5歳まで育てる)というNHK特集(抜粋)を視聴して、「家族の願いを知る」をテーマに考えました。
 そして時間の最後に、「忘れることの出来ない家族の一言や出来事」を各自振り返ってみました。そのいくつかを紹介します。

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・小学生のころ、バドミントンの公式戦で、ボロ負けをして泣いていると、お母さんが「がんばったなら、それでいいやん!!」と言ってくれたことが心に残っています。「一生懸命やることは、何をするよりもかっこいいことで恥ずかしいことじゃない!」って言いたかったんだと思います。

・お母さんが大事にしているお父さんの写真(ガラスの板でかぶせて、立てかけるもの)を、踏んで割って叱られました。お父さんやお母さんの間にも大切な思い出があるということ、そして周りの状況を見て行動しなければならないということを教えたかったんだと思います。

・飼っていた犬がすごく年を取って、いつ死ぬかわからない状況が続いていました。ある日、学校から帰ってきたら、最後の力を振り絞って家族の前で亡くなっていきました。家族のみんなは、「ずっと家族を待ってくれてありがとう!」「今までありがとう!」って心から思いました。この時初めて、「ありがとう!」の大切さや素晴らしさに気づいて、すごく思い出に残っています。

・4年前、私のおじいちゃんが亡くなった時、遺体を火葬した後の骨だけになった時、私は最後まで残っていました。そこを離れる時に、焼けた100円玉を見つけました。おじいちゃんからの最後のお小遣いやと思いました。今でも、ずっと残しています。