学校日記

「全国学力・学習状況調査」の結果から 5

公開日
2014/10/30
更新日
2014/10/30

校長室から

 前回に続いて,言語活動4領域の「書く・聞く」について報告します。
 関連する設問は,以下の3つです。
■ 友達と話し合うとき,友達の話や意見を最後まで聞くことができる。
■ 400字詰め原稿用紙2〜3枚の感想文や説明文を書くことは難しい。
■ 学校の授業などで,自分の考えを他の人に説明したり,文章に書いたりすることは難しい。

 これらの設問についても,調査時期や発達段階が異なるため,単純に比較することはできません。概ね,全国レベルに達しているとはいえ,生徒自身が「聞けている」と認識している状況と現実のコミュニケーション力とでは隔たりがあるように感じます。
 相手の立場を尊重して,意見をしっかり聞き,自分の考えを適切に相手に伝える……これも,話し合いの活動を積み重ねることで養われる力だと思います。
 また,「書く」力については,授業での機会も多く,生徒もストレスなく取り組んでいる様子からすると,「難しい」と感じている割合はもう少し少ないというように見ていました。学力調査の結果を見ても,正答率は高く,無回答率もかなり低い状況です。それでも,まとまった文章を書いたり,相手を意識した文章を書いたりすることには,やはりまだ抵抗があるようです。この結果を意識して,国語の授業だけではなく,あらゆる教育活動ではっきりと相手意識を持った文章を書くこと,説明をする機会を提供することが求められています。