学校日記

冬に

公開日
2019/12/06
更新日
2019/12/06

校長室から

 先ほど,出張から帰る蓼倉橋から高野川の景色があまりに美しかったので一枚撮影しました。

 その風景を観た時,明治生まれで大正そして昭和初期を駆け抜けるように美しい詩集「秋の瞳」を遺して亡くなった八木重吉氏の詩を思い浮かべました。

  

     冬

ながいこと考えこんで

きれいにあきらめてしまって外へ出たら

夕方ちかい樺色(かばいろ)の空が

つめたくはりつめた

雲の間に見えてほんとにうれしかった




 人は悩みと共に生きるといっても過言ではありません。

 簡単に解決する方法があればいいけれど・・・

 誰かに話を聴いてもらったり,不安な心を打ち明けてみることで,自分の悩んでいる姿がはっきりし,立ち向かう方法が出てくることもあります。


 この詩は悩み抜いて,ぱっと外に出て空を見上げた時に,樺色(強みのある黄赤・オレンジを少し暗くした色)の明るさに,我が心の希望が見えたという心情を読んだものと思われます。

 ぴたりと心に引っかかったアイデアがうまくいくこともあります。

 反対にいくら考えてもなかなかうまくいかないこともあります。

 しかしながら,私達は必ず「決める」ことができるように日々学んでいるのです。

 自信を持ちましょう。

 自身を誇らしく思いましょう。



インフルエンザと共にたくさんの生徒が風邪をひいているとのこと。

早く良くなりますように一日も早い回復を願っています。

月曜日には元気な姿を見せて下さい。