学校日記

〜われらの下鴨中学校〜令和元年度創立記念に寄せて

公開日
2019/05/07
更新日
2019/05/07

校長室から

 今年度の講話は,本校創立4年後に校歌が制定された当時の鈴木校長先生の思い,その思いを共に成し遂げようとする先生方や生徒達のお話と憲法のお話を二本立てとしてさせていただきました。

 校長室の書棚には,下鴨中学校の歴史がきちんと整理保存されています。

 いつもその歴史を紐解くがごとく古い資料や文書に基づき,講話の論を立てていきます。そのアナログの処理方式が私の探究心を興味深く煽ってくれるのですが,この度の校歌を作詞していただいた藤久真彦氏の生涯を私の手元にあるデジタル機器で調べた時の衝撃と感動は言葉にならないものでした。


 初めからデジタル機器を使わない選択をしたからこその知の発見と喜びだったのだと思います。


 五七調の,日本語のリズムとしては抜群の文体であると以前より,校歌の歌詞については見取っておりました。おそらくこの作詞をした方は,日本語の基礎基本をしっかりと身に付け,相当勉強なさった方であろうとも予測しておりました。そのどちらの見取りと予測にも適合され,日本の社会にご自分の才能をいかんなく発揮された方であったと改めて深くご尊敬申し上げます。

 そして,この校歌が皆さんの心の中に浸透し,あらゆる困難にも負けず,挫けず,新しき時代を創る人になっていただきたいと望んでおります。

 今日は突然の私の振りにも,堂々と見事な指揮と伴奏をしてくれた二人の3年生。ありがとう!その二人のリードにより素晴らしい校歌斉唱が完成しました。さらに,今日の歌声には,皆さんの心が感じられました。

 心と心が通う時間が,学校生活の中にたくさん生まれますように・・・

                 校長  西村 周