『“てっぺん”獲りにいこうや』〜Catch the top !〜
- 公開日
- 2020/01/23
- 更新日
- 2020/01/23
校長室から
「面接練習 実は…」
来月の私立高校入試と公立高校前期入試を見据えて面接練習を行っています。まずは学級で、その後は学年で練習をしてきた生徒が最終的に校長と教頭の面接練習を受けます。私は学年のほぼ半分の生徒の最終面接練習を受け持つことになります。実は、部活動推薦で受験する生徒や他府県の高校を受験する生徒に対しては既にもっと前から実施してきました。
やはり、校長の面接というと生徒も緊張して臨んでくれているようです。もちろん、そうでなければやっている意味がありません。
志望動機など、事前に答を用意できるものを序盤に尋ねますが、この頃が最も緊張しているように感じます。何度も練習しているはずなのに、言葉に詰まったり同じことを繰り返したりする生徒は少なくありません。緊張した場面では、覚えたことを思い出そうとする方が難しいのかもしれないと考えたりもします。中盤では、「二条中学校や自分の学級をどう思っているか」や「中学校時代に最も頑張ってきたこと」などを尋ね、その生徒の学校や学級への帰属意識や学校生活に対する積極性を知る材料にしています。そして、最後は彼らの「生き方」に関する質問をしています。これに関しては、答を用意しておくことが出来ないような内容を考えています。そして、ここがその生徒を深く知るうえで特に重要だと考えているところです。「家族を大切にしている」「友達が一番大事」「挨拶が大事だと思って小さい頃からやってきた」「人との関係を大事にしてきた」「努力することが私のモットーだ」「決して諦めない気持ちをもって生活している」さまざまな「生き方」「生きざま」が語られます。普段、あまり会話をしない生徒からの思いがけない言葉に胸が熱くなることもしばしばです。中学生も「より良い生き方」を求めて生活しているということを改めて認識する瞬間です。
さらに、高校入学後の新生活について、決意を確かめることもあります。「寮生活をすると聞いていますが、親元を離れて一人でやっていく自信はありますか。」「本校には京都府以外からも上手な生徒が入学してきます。レギュラーになれないかもしれませんが、頑張れますか。」「勉強と部活動との両立は、本校の場合、特にしんどいと思います。本当にできますか。」「定時制に通うとなると、昼間はどうするのですか。」「高校は欠席日数が一定数を超えると進級できません。休まず登校できますか。」
校長である私が、彼らの生活の深いところまで入り込んで話をする場面は普段の学校生活においてはほとんどありません。でも、独特の緊張感と特別に設定された環境というこの面接練習の場面ならばそれが出来ると考えています。
面接練習とは言いながら、私はこの場を3年生に対して私だからこそ出来る重みのある指導の場面だと捉えてやっています。そして今のところ、生徒にとっても意味をもっているようです。私に課せられた遣り甲斐のある取組をこの後も頑張ります。