『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜
- 公開日
- 2020/01/16
- 更新日
- 2020/01/16
校長室から
「成人の日を思う」
昨日は15日。私たちの世代では成人の日といえば1月15日でした。元々は1月15日といえば小正月(こしょうがつ)。我が国ではこの日に「元服の儀」が行われていたので「成人の日」になったということです。「元服の儀」とは、奈良時代以降に行われてきた「成人になるための儀式」のことです。武士の男子の場合、髪をそって大人の髪型に替えたりしました。2000年からハッピー・マンデーが導入されて、1月の第2月曜が「成人の日」になりました。今年は13日でした。もう20年にもなるんですね。
1948年に公布・施行された休日法によれば、成人の日とは「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ための日だそうです。各自治体でそのための催しが行われており、この日の夜のTVニュースではトップで扱われます。最近は幾分かマシになってきましたが、式典会場の内外で暴れる新成人の姿が放映されることも珍しくはありません。また、何時の頃からか(多分10年ほど前からだと思うのですが)、この日の夜に中学校時代の初めての同窓会を行うことが流行し始めました。高校のそれでもよかったのでしょうが、“卒業して5年”という年月が「初めての同窓会」を企画するのにはちょうど良かったのだろうと思います。
今年も5年前の卒業生たちから招待を受けました。校長として5回目の卒業生たちです。前日の夜から家を出る直前まで卒業アルバムを眺めていましたが、150人近く居た生徒の顔と名前とを一致させることが出来ないまま出かけました。会場に入ると、「おっ、校長先生や!」誰かの声に若者たちの視線が一気に私に注がれるのを感じます。照れくさいやら嬉しいやら、居心地がよいのやら悪いのやら…妙な感覚です。すぐに何人かが近づいてきて嬉しさ一杯の気分にさせてくれます。特に、女子と話し始める瞬間は照れくさいです。みんな、大人の女性へと美しく成長しているからです。でも、話し始めるとすぐに彼女らが中学生だった頃の関係に戻れるから不思議です。
ほとんどが大学生ですが、中には仕事をしている子も居れば母親になって赤ちゃんを連れてきた子も居ました。『へぇー、この子が…』そんな子が起業して社長として頑張っているケースもありました。
冒頭のスピーチで「20年後にもう一度同窓会を企画してほしい。そして、その席にまたこの教師たちを呼んでほしい。40歳というと、みんなの人生が大体見えてきているから…。私は80歳近くになっているが元気なら出席する。」と言いました。
いつまでも「校長先生」と呼ばれることが嬉しいです。目の前の子どもたちからもそう呼ばれ続けられるよう精進します。花山中学校平成26年度卒業生のみんな、ステキな3時間を本当にありがとう。教師をしていて良かったと思える時間でした。
おーい、みんな、この先もしっかり生きていくんやで!