学校日記

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

公開日
2019/10/03
更新日
2019/10/03

校長室から

「快挙」
 「快挙」といえば、最近のことで一番強く印象に残っているのはラグビーワールドカップでの日本のアイルランド戦勝利です。私も『多分勝てないだろう』と思っていました。試合開始早々にトライを奪われ、『やっぱり力が違うわな』と思ったのも束の間です。その後は互角に闘い出し、逆転のトライを奪ったのには驚くと同時に感動を覚えました。4年前に南アフリカに勝利した時は、“まぐれ”と思われたそうですが、今回は、『確実に力を付けてきた結果だ』と日本の選手・スタッフは自信を持っていますし、諸外国の関係者からもそのように評価されているようです。
 2つめは8月の初旬、ゴルフの全英女子オープンで渋野日向子選手が優勝したことです。あの最後の強気のパットは今も強く印象に残っていて、自分がゴルフをする際、パットを打つ前に「渋野の強気!」と言って周りを笑わせたりしています。
 3つめは、阪神タイガースが終盤で6連勝して逆転で3位に入り、CS(クライマックス・シリーズ)への出場権を手に入れたことです。期待はしていましたが、これまでもよくあったように“大事なところで負けるパターン”だろうと思っていたので、その意外性が感動をより大きくしました。
 もう一つあります。今年度京都府で開催した中学校ソフトテニス全国大会で本市の京都光華中学校が準優勝したことです。大会を運営する側の人間として大変嬉しいことでした。光華中学校は強すぎるため、京都市や京都府の大会ではヒール(悪役・嫌われ者)に思われがちです。しかし、彼女らは本当に礼儀正しく素直で真面目な素晴らしい選手であり中学生です。京都府の関係者全員が彼女らを応援し、その準優勝を心から祝福したことを何より嬉しく思いました。
 「快挙」とは思いもよらないほどの立派な行為行動のことで、極めて特別な状況です。上に上げた4つの例はまさしくそうですが、一方で、日常生活においても小さな驚きや感動はたくさん起こっています。授業での生徒の行動や発言、文化祭などの行事の場面での生徒の頑張り、それまで気付けなかった先生の指導力、保護者の方の思いや支えなど、私たち教職員は、これらを見逃さない力を身に付けたいものですし、見つけたときには上手く評価もしたいです。
 私事でいえば、先週の金曜日の朝の出来事は小さな快挙です。既にその日のHPでも紹介しましたが、毎朝自転車で学校の前を通って行かれる父子から別れの挨拶をして頂いたあの出来事です。「引っ越すことになり、今日が最後になりました。毎朝声を掛けていただき有難うございました。本当にお世話になりました。」
 全く知らなかった人とでも、「挨拶を交わす」ただそれだけのことでこのような暖かな関係になれることを改めて知った出来事でした。その後にハイタッチを交わした女の子の小さくやわらかい手の感触は今でも私の中に残っています。