学校日記

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

公開日
2019/09/06
更新日
2019/09/06

校長室から

「旧友とのつながりから」
 NHK教育TVで放送された「わくわく授業 わたしの教え方」。この番組は、全国各地の優れた授業実践を取材し、その授業がどう進められているか、教材にはどんな工夫がなされているか、そして子どもたちが、授業の中でどんな成長を遂げているかを収録した“授業記録”です。
 インタネットで「わくわく授業」と検索してみてください。上のような説明が出てくると思います。この番組は、2003年4月10から2008年3月9日まで放映されました。一昨日本校に来て1−3の子どもたちに特別授業をしてくれた池田修先生はこの番組で紹介された中学校の国語の先生(当時)です。実は、私も2004年12月9日の放送の同番組に出演しました。番組に出演した者にはネットワークがあります。初めはネット上で番組の感想を述べ合う繋がりでしたが、彼が東京から京都橘大学の教員として来て以来、実際に会って交流する仲になりました。彼の主催する研究会に参加したり、彼の大学での授業に特別講師として呼んでもらったり、一緒に本を出版させてもらったり、夜遅くまで教育について大いに語り合ったりしてきた仲です。
 一昨日は、現在彼が熱中している「紺紙金泥」という書道の研究の一環で来てもらったのですが、わくわく授業に出ていた頃は「文章を書かせる達人」として紹介されていました。つまり、彼にかかったらどんな生徒も文章が上手く書けるようになるというのです。
 後に彼から聞いたことがあります。国語科の教師として、授業に向かず、教室に来ない生徒たちに最低限つけさせたいと思った力は「自動車免許を取れる程度の漢字が読める力」だったそうです。そこで、そういう子たちには自動車免許の問題集を教科書代わりにして教えたことがあったそうです。今となっては昔のことですが、場所は違えど同時代を生きた者としてよく分かる話です。
 一昨日の授業も、小気味よいテンポで進行しました。授業のために準備されたものはたくさんありましたが、それらが子どもたちの活動に全く無駄なく活用されていきました。改めて学ぶところの多い授業であったと感心しています。
○「今日は、本当に久しぶりに中学生に書写の授業をする。新しい筆の準備はできた。」
○「中学生との書写の授業。実に楽しかった。私が楽しんでいてはいかんのだが、楽しかった。飛び込みの50分だけの授業だったがいい時間だった。生徒諸君も集中して書いていた。ああ、いい時間だった。」
○「久しぶりの中学生との授業。心地よい疲れと興奮でこの時間まで起きてしまった。寝ないとなあ。目が覚めたら忙しい1日がある。」
 彼のツイッターから見つけました。準備を整え、気合を入れて授業に来てくれたことがよく分かります。そして、授業に満足している様子もうかがえます。
 私たちも、毎時間こういう授業を創っていきたいものです。