平成23年度を迎えて
- 公開日
- 2011/05/09
- 更新日
- 2011/05/09
校長室から
二条中学校は4月6日に始業式、翌7日に入学式を行いました。平成23年度をスタートして早や1カ月たちました。各学年の生徒たちは、本年度の目標に向かって、充実した1年にしていこうと決意しています。
さて、3月11日には東日本大震災という未曽有の災害が起こりました。犠牲者の皆様のご冥福をお祈りいたします。また、避難されている皆様方に心よりお見舞いもうしあげます。一日も早く復興できるよう祈っていますが、いまだに行方が分からない方の正確な数さえ掌握できない惨事に、胸が締め付けられる思いです。
生徒は「自分たちにできることはないか」「何か支援することができないか」と、健気な気持ちを募金活動であらわしました。生徒会本部が率先して校門・西門前に立ち呼びかけました。集まった義援金153,949円は、日本赤十字社へ送金しました。
また、図書委員会からは、被災地の子どもたちに「絵本を送ろう!」と、全校生徒に呼びかけています。何度も読んでもらった大切な本も流されたり、泥まみれになってしまったのではないか。1冊の本が希望を灯すことがあるなら、本を送ったらどうだろう。今ではもう開かない絵本、自分の部屋の片隅に置いてある本、勇気やぬくもりを感じた本など、被災地の小さな子どもたちが「ほっと」できる時間をつくってくれる本を送り届けたいと、そんな呼びかけをしています。
中学時代は人生の根っこをつくる大切な時期。世間では、この時期の子供たちが理解できないなどと言っていますが、生徒たちの心は純粋です。濁りや曇りが目立ってくれば、悩みと不安が心を覆ってきたのでしょう。私は、課題にぶつかって成長する子どもたちと同じ時間を過ごせる幸せを、今ほど感じるときはありません。
昨年度の学校運営を振り返り、今年度は下記[右下のリンクの中]の通り「学校教育目標」「目指す生徒像」「今年度重点目標」を掲げました。生徒一人一人の「学び」と「進路」を保障し、健やかな成長を育むと共に、やりがいのある中学校生活を推進して参ります。生徒が自分の持っている力を発揮するためには、生徒相互の切磋琢磨が必要です。
その意味からも、「授業」はもちろん、「生徒会活動」・「委員会活動」・「学校行事」・「部活動」・地域に学ぶ「チャレンジ体験学習」や「校外学習」等、生徒の持ち味が十分発揮されるよう指導し、また応援していきたいと思っています。
教職員一同、力を合わせてがんばります。
保護者・地域の皆様の一層のご協力とご支援をよろしくお願いします。
平成23年5月 京都市立二条中学校長 直江 秀樹