『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the tpo !〜
- 公開日
- 2019/06/06
- 更新日
- 2019/06/06
校長室から
「緊張感と充実感」
今年も日曜参観で3年生を対象に学年道徳をさせてもらいました。そして、今年も前の晩はあれこれ考えて十分に眠ることが出来ませんでした。
日曜参観での授業はもう毎年のことです。教材も展開も同じです。授業の流れはすべて頭の中に入っています。しかし、対象となる生徒が異なります。
『あの子はどんな反応をするだろう?』『この場面で、あの子を上手く使ってやろう!』考え始めると、ドンドン頭が冴えてきてしまいます。
結局今年も寝不足で授業に臨むことになりました。私ほどの年になっても授業が始まる直前まで不安はあります。しかし、今回も授業が進行していくうちに不安はなくなり、替わって幸福感・満足感・充実感に満たされていきました。
今回のようなイベント性のある特別な授業では、本番の授業までの生徒へのアプローチが大事です。 「今度の学年道徳の時に発言せえよ!」 「先生、何を言うたらええのんさ?」 「〜〜なこと、言うてみたらどうや?」
学年のあちらこちらで、こういった先生と生徒の間の会話が交わされたはずです。実は、こういう働きかけが学年を創っていきます。今回は発言できなかった人もいるでしょうが、それでもよいのです。今回のことで自分自身を振り返れたのなら、今後の先生との関係や取組に繋がっていくからです。当日、京都教育大学の学生が何人か授業を参観に来ていました。後に感想を送ってくれたので、1つを紹介します。
…(略)…授業が始まると生徒のみんなが澤田先生の方を向いたり、誰かが発表しているときにはその子の方を向いたりと本当に素直な子たちだと思いました。授業が始まって暫くは、二条中学校3年生のみんなは、入学したときから元々素直な子たちばかりで、問題なんてほとんどなかったのだろうなと思っていました。しかし〈3年生の仲間たちへ伝えたいこと〉で男子生徒が「2年生のころにたくさん問題を起こした」と言っていたり、「1年生の時は学校が大変で登校できなかった」と言っていたりしていて驚きました。今まで2年間と少し、二条中学校の先生方が生徒たちに対して、根気強く向き合ってきていらっしゃったから、生徒たちの気持ちが変わっていったのだとわかりました。
また「発表できる人」と聞くとすぐに手が上がったりするのは一人ひとりが自分の意見を持っていて、それを発表する積極的な姿勢も授業参観の日だけできることではなく、今までの積み重ねだなと思いました。…(略)…
毎日授業の準備に追われている先生方には申し訳ありませんが、たまにしか授業をしない私には、その準備も又ワクワクするものでした。また、授業中にも授業終了後にも感じたあの充実感、あれはたまらない感覚です。今年もまた、あの緊張感と充実感とを感じさせてくれた3年生と教職員に深く感謝します。「みんな、ありがとう!」