『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜
- 公開日
- 2019/04/17
- 更新日
- 2019/04/17
校長室から
「タイガーの優勝」
ゴルフをやらない人でもタイガー・ウッズの名前を知らない人は居ないだろうと思います。スポーツ界を代表する超有名選手です。43歳になった彼の人生は波乱に満ちています。20歳になるかならないかの頃に彗星のごとく現れ、プロ転向後わずか3年で世界ランク1位になると、実力に加えてその派手なパフォーマンスが人気を集め、ゴルフ界を越えてスポーツ界のスーパースターとなっていきました。当時、8歳の頃に70台のスコアを出したといった報道がされ、ゴルフをする者は衝撃を受けました。
ゴルフは標準打数が決められており、打った打数が少ないほど成績が良いスポーツです。因みに、勝負は1試合18ホールで行われ、普通72打が標準打数で、その通りで終えるとパー・プレイということになります。私はもう30年近く趣味としてやっていますが、いまだに90打(ボギー・プレイ)切りを目指して取り組んでいます。
しかしその後は、不倫騒動、度重なる腰の手術、薬物の使用、交通事故、逮捕と頂点から陥落することになります。絶頂期からは想像もできないような容貌の写真が報道された時には、『人はこんなにも変わるものなのか!?』と我が目を疑ったものです。多くのファンは彼を強く批判し離れていきました。そして、ゴルフ界のスーパースターは世の中から忘れ去られました。2010年に復帰しますが、成績は芳しくない状態が続きます。そのタイガーが、ゴルフのメジャーの舞台に完全復帰を果たしたのはまだ去年のことです。そして何と、先週の日曜日(日本時間では月曜日早朝)、メジャー大会の1つであるマスターズで優勝を飾ったのです。
大会は4日間で行われますが、3日目からタイガーの追い上げが始まりました。最終日は早朝からTVに釘付けで、お蔭で今日もまだ寝不足を引きずっています。生徒の前で眠そうな表情を見せることは決してありませんが(笑)。
人生で上手くいかない時は誰にもあります。しかし、挑戦し続けることによって、人は輝きを取り戻せるのだということをタイガーは証明してくれました。
優勝インタビューで彼は次のように語っています。
「僕は決して諦めなかった。諦めないでやることでしか道は開けないんですよ。」この言葉は、試合の4日間についてのコメントなのか、或いは、人生のどん底から這い上がってきた数年間を振り返ってのコメントなのかは分かりません。「6か月前から準備してこの大会に合わせてきた」と本人が言うところから推し量ると、きっと後者でしょう。優勝賞金は、何と207万ドル(約2億3180万円)です。凄い額ですね。
一度はファンから見放されたタイガー・ウッズは、その諦めない気持ちと行動力、確かな実力が認められ、再びファンの大喝さいを浴びることが出来ました。タイガー・ウッズの復活劇に勇気をもらったのは私だけではなかったと思います。