3年研究授業から
- 公開日
- 2010/09/21
- 更新日
- 2010/09/21
校長室から
9月17日(金)に,3年生が社会科の研究授業を行いました。「商店のはたらき」の単元では,消費者のニーズや願いを受けたスーパーマーケットが,販売にどんな工夫をしているのかを追究していきます。そこで,本時は,地域のスーパーマーケットを見学させて頂く前に,一人一人の子どもの問題意識を高め,学習問題をつかませようとする授業となります。社会科の授業における「学習問題」とは何かを3年生の子どもなりに理解させる必要のある,単元の中でも核になる時間だったと言えるでしょう。
私なりにこの授業を振り返ってみますと…。
○新規採用教員が授業をしましたが,実に落ち着いた指導ぶりでした。4月以来,周りの教員のアドバイスに対して謙虚に耳を傾け,懸命に取り組んできた成果が出ていました。
○子どもが板書を写す際に,「丁寧に速く」書くための指導を続けていることが伺われました。眼で確かめることはもちろん,耳で聴きながら字を書いていく指導も積み重ねてきています。
○何よりも子どもの集中力が素晴らしかったです。「子どもの眼に力が入っている」とでも言うのでしょうか。真剣に学習に取り組む姿が印象的でした。
○資料の提示と発問の関係をじっくり考えていました。学年の教員で事前に協議を重ねて,資料を選び直し,発問を工夫してきたとのことでした。
○一人の子どもが発言したら,全員がしっかりとその子を見つめています。これも急にできることではありません。ここまで子どもたちと共に,「ひびきあう授業を創る」ために,少しずつ歩みを進めてきたからこそです。
もちろん,まだまだ改善の余地はあるにせよ,経験の少ない若い教員が,授業をよりよいものしようと,一生懸命に取り組んでいる姿から,私たちが学ばねばならないことが数多くありました。大変良い勉強の機会になりました。
メジャーリーグで活躍する有名な野球選手が,「大きなことを達成するためには,小さなことを積み重ねるしか方法はない。」と言っています。
授業も同じことです。授業が上手くなるためには,まず基本的なトレーニングを積み重ねることが必要だと思います。教師が汗をかいて,自らを鍛えることなしに,子どもたちが主体的に授業に取り組むことなどありえないのではないでしょうか。
今後も,さらに自己研鑽を積む教職員集団でありたいと思います。