後期用の教科書の配付
- 公開日
- 2010/08/25
- 更新日
- 2010/08/25
校長室から
夏休みが終わり,授業が再開されるのにあわせて,各学年で後期用の教科書が配付されました。もちろん,学年や教科によって配付される教科書は異なるのですが,それでも何冊かずつは真新しい教科書が配られました。
これらの教科書については,購入して頂く訳ではありません。無料です。今では当然のように思われている,この教科書無償配付ですが,もともとは各自が購入しなければなりませんでした。私が小学生の頃(昭和30年代後半)にはもう無償でしたから,有償のことを覚えている人はそう多くはないことでしょう。
経済的に厳しい条件の家庭では教科書の購入すら困難だった時代に,差別をなくそうとする人々が,すべての子どもたちが学校に通えるよう,義務教育課程の児童・生徒の教科書を無償にしようと運動を始めました。
結果として,今でもずっと全国の小・中学校で無償配付が行われています。しかし,教科書を大切にしない子どもがいるので,有償にした方がよいという意見があるのも事実です。
税金を投入して教科書が準備され,義務教育課程にある子どもたちの学習権を保障しようとする考えがどんな意味をもつのかを,一度振り返って考えてみるのもよいかもしれません。