子どもたちへの話〈校長室から〉
- 公開日
- 2009/12/24
- 更新日
- 2009/12/24
校長室から
本日24日は,今年最後の授業日でした。子どもたちの待ちに待った冬休みが,明日から始まります。1校時には,全校の子どもたちが体育館に集まりました。その場で私が話したことを保護者や地域の皆様にもお伝えしたいと思います。
10月初旬,前期の終業式の時に,メジャーリーガーのイチロー選手の言葉を引用して,私は「自分の大きな夢を現実にするためには,なりたい自分になるためには,『小さなこと』を積み重ねるしか方法はない。」という話をしました。そして,みんなにとって,この『小さなこと』とは何かをよく考えようと呼びかけました。
そして今日は,まず,この数か月の間,『小さなこと』に毎日取り組んできたかどうかを尋ねたのですが,子どもたちの様子を見ていると,中には「頑張ったよ。」と言いたげな子どもの姿があったように思います。それぞれ自分なりに考え,少しでも実行しようと努力してきたのに違いありません。
しかし,考えてみれば,まず『大きな夢』『なりたい自分』をもつことができているかどうかが問われなければなりません。その意味では,冬休みのこの時期は,こうしたことを考えるよい時期だと言えるでしょう。まさに「一年の計は元旦にあり。」です。子どもたちには,ぜひ自分の大きなめあてを決めようと呼びかけました。
もう一つ,子どもたちと約束したことがあります。それは『家族のお手伝い』『家の仕事の役割分担」をしようということです。家事が多忙を極めるこの時期に,「家族と相談して,小さなことでもよいから,自分にできる役割を決めましょう。そして毎日続けましょう。」と呼びかけたのです。学年によって,できることは様々だと思いますが,高学年の子どもたちなら相当のことができるはずです。ぜひともさせて頂きたいと思います。
家族の一員としての自覚は,「自分が家庭の中で役に立っている。」という気持ちを持つことによって生まれるのではないでしょうか。ずっと昔の子どもたちは,みんなそれを経験してきました。子どもは決してお客さんではなかった。もちろん今もそうなのです。お客さんではありません。
暮れの多忙な折,子どものお手伝いはかえって時間がかかり,面倒なことかもしれません。しかしぜひとも,子どもたちを家族のために働かせて頂きたいと思います。自分自身の,家族としての役割をしっかりと持たせてあげてください。そして,それができた時には,大いにほめてあげてください。それが子どもを,家族の一員として育てることになります。とても大切なことなのではないでしょうか。
どうかよろしくお願い致します。新年になって,ほんの少し成長した子どもたちに会うのを楽しみにしています。