学校日記

卒業の日に

公開日
2011/03/23
更新日
2011/03/23

校長室から

 本日,卒業証書授与式が行われました。卒業生109名は,姿勢を正し,実に立派な態度でこの式をやり遂げました。素晴らしい卒業式をつくってくれた一人一人の子どもたちに,心をこめて大きな拍手を送ります。
 
 学校長の式辞の一部抜粋です。

 皆さんがこうして小学校を卒業する,この春に,私たちの国は,未曾有の大災害に見舞われました。東北・関東地方を襲った大震災です。万を超す人々の尊い命が奪われ,傷つき,家を失った大勢の人々が,不自由な避難所で生活しています。いくつもの町や村,人々の故郷が,壊滅的な被害を受けました。激しい揺れや押し寄せる大津波。自然の強大な力の前に,人間は為すすべもなく,ただ立ち尽くすのみでした。
 しかし,皆さん,被災された方々も必ず前へと歩みだされます。日本中のたくさんの人々が心を寄せ,力を合わせて支援し,共に歩まねばなりません。
 「私たちはこのまま負ける訳にはいかない!」
 この国が復興に向かうには,人々の心をつなぐ絆がどれほど大切なことか。私たちは,今,そのことを考えなくてはなりません。
 人は,苦しい時,うまくことが進まない時にこそ,その生き方が問われるのだと思います。厳しい状況に追い込まれた時に,どのように考え,どんなふるまいをするかで,その人の値打ちが決まります。それは人間のホンモノの値打ちです。
 皆さんが卒業する春。そこで起こった大災害とそれに屈することなく生きようとする人々の姿から,どうか多くのことを学んでください。そして,それをぜひ皆さんのこれからの人生の歩みにつなげてほしいと思うのです。

 卒業おめでとうございます!
 私は,皆さんの輝かしい未来を信じています。