秋の実 〜ムラサキシキブ〜
- 公開日
- 2010/10/07
- 更新日
- 2010/10/07
桂坂の四季を愛でる
クマツヅラ科の植物です。花よりも実をつけている姿が目につきます。深い紫の実は優美な美しさを感じます。花期は6月〜7月で,小さな淡紫の花を多数咲かせてほんのりとした香りをつけ,秋に5〜6ミリの実をつけます。白い実のシロシキブもあるそうです。
よく栽培されているのはムラサキシキブとコムラサキシキブで,一般的に見られるのは,庭木や公園などに植えられている後者の栽培品種で,学校にあるのもコムラサキです。
この気品ある実を,平安時代の源氏物語の作者である「紫式部」にたとえて,ムラサキシキブと名づけられました。この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと言われます。「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味の「シキミ」が「シキブ」となったようです。
学名はカルリカルパ属ヤポニカ種。カルリカルパはギリシャ語の「callicarpa(美しい果実)」で,やはりこの実の美しさにちなみます。
花言葉は,「聡明」「上品」です。