学校日記

校長室より3

公開日
2009/07/10
更新日
2009/07/10

校長室から

校長室より              校長  吉川 栄一

 校長室の机に白いアジサイの切り花が一輪咲いています。梅雨時には,一番に思い浮かべる花でしょう。アジサイは紫陽花と書き,浅紫色が最もポピュラーな色なのです。七色に姿を変えるというけれど,浅い紫が色の変化のベースです。平安の昔,この花の色をうす紫といわず浅紫と表現することが多かったそうです。珍しくもなく,どこにでも咲いているけれど,しとやかにひっそりと咲き枯れていく花でもあります。よく考えてみると,花びらを散らさずそのままで枯れていく花でもあります。そこに少しの頑固さを感じます。梅雨には紫陽花の花,梅雨の色は浅紫色です。
 
 今年の梅雨は,やや空梅雨気味なのでしょうか。それでも時には雷や豪雨も混じり,子どもたちの登下校が心配になる時があるくらいです。まだしばらく続く雨模様です。
今年もまたアサガオの緑のカーテンに取り組みます。校舎の玄関口にブルーのアサガオをはわせ,涼しさとともに心を少し和ませることができればと思います。また,1年生の窓に沿って,2列のアサガオカーテンを張ろうともくろんでいます。子どもが育てているアサガオと合わせて花いっぱいになれば嬉しいことです。

 松陽校は,毎週水曜日の放課後に「学習相談」を実施しています。今まで学習したことで解らないところや,もう少し練習したいところがあれば残って学習ができます。もちろん担任の先生が相談にのります。先生から見て,残ってほしい子もいます。放課後ですから基本は自由参加ですが,教師からの声かけもあるのです。さんざん勉強した後ですから,残るのが嫌な子もいます。先生と一緒で嬉しくってたまらない子もいます。教師にとっては思惑通りにはならない時もあるのですが,子どもとゆっくり接することのできる貴重な時間でもあります。「学習相談」を認識しなかった保護者もおられるかもしれませんね。火・木曜日のボランティアさんによる図書室解放の日や月・水・金曜の放課後まなび教室,その他ホールでは多くの子が放課後宿題をしながら過ごしています。

 先日の自由参観には,多くの方に参観していただきました。ありがとうございました。
自由参観は,普段の子ども本来の姿が見られるのかもしれません。教室での学習以外のいろんな場面を覗くことができるのです。国語や社会など教科の学習時の様子や子どもの態度,掃除や給食の後片付け時に見せる様子や態度はどうだったでしょう。そして,家庭での行動と学校での行動は同じだったでしょうか,違ったのでしょうか。新しい発見が,あったのかも知れませんね。
 
 学校だよりは,学校の様子・子どもの活動を保護者や地域の皆様にできるだけ正確に伝わるように心掛けて作成しています。「あんなことをやっています。」「こんなことをやりました。」と,思わず盛りだくさんになり,読まれる皆さんも大変です。よいことばかりが記してあるようですが,約600人の子どもたちが集まっているところです。そう簡単ではありません。もめごとや事件は,それぞれの学年で毎日のように巻き起こるのです。時には,保護者の方にも来ていただいて指導することもあります。学校は,そんな出来事をどう解決していくかも含めて学習と考えています。事件がおきた時,「やり方が,なまぬるい」と,指摘を受けたことがあります。決してそうは思っていません。一人だけが満足のいく解決では,いけないと考えています。どの子にもこの場を学習と考え,次のステップへ進むために学ばせたいと思っています。別に,何かがあったわけではありません。松陽の子は,今とても成長してきています。子どもに接する姿勢を皆さんに伝えたかったのです。ご理解をお願いいたします。