5月26日 皆既月食 見られるかな…
- 公開日
- 2021/05/20
- 更新日
- 2021/05/20
西院トピックス
今年日本で見られる主な天文現象の内の一つ,皆既月食の京都での予報です。
食の始まり終わりは本影という部分に入る出る時刻で表します。人の眼で明るさの変化がとらえられるのがこの本影という範囲内だからです。今回の皆既月食及び11月19日(金)の部分月食は共に京都では月出帯食(月が欠けた状態で地平線上を昇ってくること)となり食の始まりを見られませんが,天気が良ければお楽しみください。
なお,それぞれの時刻は,国立天文台暦計算室の発表によるものです。なお,本影の大きさがアメリカと比べると若干日本の方が大きいようで,アメリカの本影の大きさをもとにすると,皆既始めが2分遅く,皆既終わりが2分早くなってきます。
○ 楽しみ方1 皆既中の月の色
皆既中の月の色は一般に赤銅色と言われますが,今回は,本影の端の方を通りますので月の南と北では色に違いが出てきます。本影のどこを通過するか,大気の状態がどうか,月の大きさがどうかによって色に変化が生じてきますので何年も見続けるとこれも楽しみの一つとなるでしょうね。
○ 楽しみ方2 皆既直前直後の月の色
皆既日食で言えばダイヤモンドリングとなるのですが,月は自ら光を発していませんのでそんなきれいなものは見えません。でも,青と赤銅のコントラストは見える可能性があります。
折しも,今月の満月は2021年のスーパームーン(地球に近く大きく見える満月)にも当たります。今年最も大きな満月の月食をお楽しみください。