学校日記

今日の献立 10月4日

公開日
2013/10/07
更新日
2013/10/07

給食室より

 今日の献立は,あげいもごはん,牛乳,なま節と厚揚げの煮つけ,すまし汁 です。
 さて,かつおの「なま節」て何なのでしょうか。「生節」という言い方は,関西特有の言い方のようで「生利節(なまりぶし)」が一般的なようです。
 生利節は,生を利(き)かせたかつお節という語で,生のうま味を残したかつお節という意味になります。かつお節はとても固くそのまま食べることができません。また,かつおは寄生虫が多い魚でもあるので,蒸すなり煮るなりすることで安全に食べるために工夫された食べ方です。半生の状態であり,かつおのうまみが凝縮されているということで生利節は人気があったようです。
 では,もう少しかつお節について話してみましょう。
 まず,かつおは漢字で鰹と書きます。堅い魚「カタウオ」から転化して「カツオ」になったとか。では,なぜ堅い魚なのでしょうね。それは,先ほども述べていますが,寄生虫がついていたり,傷みやすい魚であるために干したり,煮干したりしていたようです。ですから,堅くなった身を食べる魚ということからきているようです。昔は,下魚扱いだったのですね。
 次に,鰹節の「節」です。鰹節は生かつおをたくさんの工程を経て見事に堅く乾燥させたものです。しかし鰹節には樹木のような節など見あたりません。なぜ「節」が使われたのでしょうか。それにはいくつかの説があります。
 まず,製造工程の中で煙でいぶして作ることから「かつおいぶし」が転じて「かつおぶし」と呼ばれるようになった,また,鰹を干したことから「かつおぼし」が転じて「かつおぶし」と呼ばれるようになったと言われています。しかし,どちらも「節」という漢字を当てはめられませんが…。次に,鰹節は樹木の節のように堅くて色が赤いために「一節,二節」という呼び方で数えられていたからと言われています。これも,「鰹節」が先で,後からそう呼ぶようになったと思えるのですが…。
 結局のところよくわかりませんが,とにかく,加工して舟のような形をした状態のものを「節」と呼び,鰹で作られた節だと鰹節,マグロだと鮪節,サバだと鯖節,ソウダガツオだと宗田節,アジだと鰺節というように名前がつけられています。