学校日記

今日の献立 9月11日

公開日
2013/09/11
更新日
2013/09/11

給食室より

 今日の献立は,バターうずまきパン,牛乳,あじのこはくあげ,野菜のスープ煮 です。
 さて,今日もややこしい難しいお話です。今日の「こはくあげ」とはなんでしょうか。辞典類には琥珀色に揚げた揚げ物となっています。色で言えば,黄色から黄褐色というところでしょうね。
 しかし,琥珀を調べていくとひとつ疑問が残ります。恐竜がいたころの時代,樹木の樹脂が地中にたまり石化した黄色っぽい透明な宝石を指します。ときには,その中に当時の虫や葉などが閉じ込められて化石となった高価な琥珀もあります。
 本題に戻して,色としてはその通りなのですが,問題は「透明」というところです。近い色で表現をするとビールや黄金色の飴などがそれに当てはまります。つまり,琥珀揚げというのに透明感が全くないということです。なぜ琥珀という名にしたのでしょうね。
 実は,琥珀揚げと命名したのは,北大路魯山人です。ただ,今日出てきたものとは,似て非なるものです。衣は指の通らないほどの硬さの水溶き葛。揚げ色は,きつね色というところでしょうか載っていません。余談ですが,油は枯れたごま油?がよいと書いてありましたが…。出汁は天ぷらと同じように,硬めの葛の汁にレモンを入れて酸味をつけるそうです。これに魚の揚げ物をちょっとつけて器に盛ると出来上がりだそうです。魯山人曰く,天ぷらのようで天ぷらでないから琥珀揚げにしたそうです。ついでに,今の馬鈴薯由来の片栗粉は全く駄目だそうです。葛か片栗の粉のものでないと冷めたときに粘りがなくなるからだそうです。
 この調理法だと,透明感のある葛汁が表面につきますから,間違いなく琥珀揚げですよね。今日の疑問は,この葛汁がついていないところにあったのです。