奇跡のリンゴと教育 2
- 公開日
- 2015/12/07
- 更新日
- 2015/12/07
校長室から
「私がリンゴを作っているのではなく,自然がリンゴを生かしている。そう気づくまではリンゴを自分の部下のようにとらえていました。しかし,やるべきことを何もかもやり尽くして初めて,農家はリンゴに支えられていたことに気付きました。農家は,リンゴ自らのいのちが伸びるお手伝いをしているだけなのだということなのです。」
この言葉はそのまま教育に当てはまります。子どもの力は子ども自ら伸ばしていき,先生や親はただそのお手伝いをするだけなのです。
自然栽培は,人の常識を捨てて自然の声に従って栽培することですから,よく観察して,リンゴのいのちが本当にしてほしいことを頭も目も手も心も全て使って,それに応えていく栽培です。だから,マニュアル通りであとは楽したい,汗を流したくない人には無理なのです。
「一人一人を徹底的に大切にする」という京都市の教育は,この「奇跡のリンゴ」づくりと同じように,どの子にも一人一人の内面に無限の可能性があることを信じて,手も目も足も心も使って教育していくことだと考えています。