学校日記

勤労感謝の日にちなんで 11月20日

公開日
2015/11/20
更新日
2015/11/20

校長室から

 11月23日は勤労感謝の日として国民が互いに感謝し合う日としています。昔は新嘗祭といって,天皇陛下が収穫を感謝する行事の日だったそうです。
 
 ところで,感謝の気持ちが自分の中から湧いた経験をしたことがありますか。どうしたら,どんなときに感謝の気持ちが出てくるのでしょう。自由に感謝の気持ちが出せたらいいですね。
子どもの時には「感謝しましょう」「感謝しなければいけません」と,よく言われました。しかし,その感謝の気持ちがどんなのかわからず,感謝はどうしたら出るのかと本当に考えたことがありました。
 感謝の気持ちは,それが本当に表れたときは,無上の喜びだといいます。でもどうしたら,そんな気持ちになれるのでしょう。感謝するようなことは,外からやってくることだと思っていました。だから「めったにないことだから有難いのだ」と思っていました。でも,それは考え違いでした。
「自分はこれだけのことをしている」「これは自分の権利だ」「そんなことしたら自分が損する」と,何でも自分の思いを先行させていたら,感謝の気持ちは絶対に生まれないし,かえって不満な気持ちばかり出てくることになります。

「自分が正しい」「自分の思いを果たしたい」という我の気持ちは自分からなかなか離れてくれませんが,そんな気持ちをすっと放せるときがあります。そんなとき,自分の気持ちは相手や周りに向いており,自分自身はものすごく気持ちが軽くなり,自分の力で生きていると思っていたけれど,その前に自分を生かしている空気がある,おいしい水がある 友だちがいる あたたかい家がある 全てを肯定して… それは前からあったけれど,みんなと自分はつながっているんだなと感じると自然に嬉しい気持ちになり「ありがとう」という言葉が出てきました。