できたという体験を 7月27日
- 公開日
- 2015/07/27
- 更新日
- 2015/07/27
校長室から
夏休みは時間がたっぷりあります。この時間を生き生きと素晴らしい体験に塗り替えてください。毎日どこかへ行くわけにはいきません。それよりもすぐ目の前でできることです。それは学習です。
問題の解き方を先生やおうちの人の説明を聴いてわかったような気がすることはよくあります。それは問題解決の扉を開いてくれたのです。または,ありかへの地図をくれたのです。ところが自分で解こうとすると簡単には解けないので,「あれ?さっきはわかったのに,やっぱりわからない」と思うかもしれないけれど,そう思ってしまってはいけません。問題解決の扉は確かにさっき開かれたし地図は与えられました。気のせいではありません。それをどのように読み解いていくかが自分の課せられた使命です。ずっとナビゲートしてもらい,教えられながら答えにたどり着いても,それでは答えを得た喜びも自信も得られないのです。
でも教えてもらったら,今度はもう一度,自分ひとりの力で同じような問題に挑戦してみましょう。
何度も読み直し,ここかと思うところへ行ってはそこには答えはなく,また,元に戻って違う方向へ行ってみましょう。でも,そこにも答えはない。「どこにもない。答えは見つからない」と思いますか? それとも「きっとどこかにあるはずだ」と,あきらめずに追究しますか? そこが大きな別れ道です。ここで駄目だとあきらめてしまったら,もう目の前まできていた勝利を勝ち取れません。
算数の問題を解くのはちょうど,地図をたよりに宝探しをしているのと同じです。どこまでも「できる」「答えは見つかる」と信じて進んでいくか。それとも,あきらめてしまうかによって得るものは全く違います。
夏休みは子どもたちには時間がたっぷりあります。夏休みこそ苦手を克服する絶好の機会です。苦手を克服すると自然に湧いてくるものが「達成感」と「自信」です。達成感と自信は努力して達成したときだけでてくる素晴らしい喜びです。それはきっと一生忘れないすばらしい体験です。