学校日記

鳥獣人物戯画と高雄

公開日
2012/04/19
更新日
2012/04/19

校長室から

 京都高雄の高山寺に所蔵される(当時)鳥獣人物戯画4巻は,わが絵画史上いろいろの意味で最も重要なる作品である。ものをみる眼がするどく,深く,美的価値の高いのもその一つであり,またこれまでの絵画が仏画を主とし,中国の影響が濃厚であったのに反して,この作品は宗教を離れた純観賞の絵画であり,また日本人の感覚によって描かれた国風の作品であるからである。これを大和絵と称せられるのもかような理由に基づくのである。(略)
                   「京都の新国宝」より 昭和28年 京都市

 今でも動物たちが現れる高雄の地なら昔はもっと動物たちと人間との生活は共生の範囲が広かったかも知れません。鳥獣人物戯画が生まれる楽しい世界がこの高雄の自然にあったのではないでしょうか。
 
      ※ここに載せています鳥獣人物戯画の写真は許可を得て高山寺HPの写真を       使わせていただいています。