学校日記

観察日記11 決して 美しいものではありませんが・・・

公開日
2020/05/22
更新日
2020/05/22

3年生

サナギがたくさんできてきた虫かごのふたの現在の様子です。



チョウになったサナギのぬけがら 2つ

新しいサナギが2つ

今サナギになろうとしているアオムシ(ちょっと茶色)が 1匹

サナギになるために上ってきたアオムシ(緑)が 1匹


見つかりましたか?



そして・・・

それ以外に

黄色いものが周りにあるアオムシが 2匹・・・



この黄色いものが
「コマユバチ」のよう虫です。

このアオムシはキャベツ畑で少し大きくなってから虫かごに入れたアオムシたちです。

キャベツ畑でたまごからかえってしばらくしてから
コマユバチという小さなハチが体に針を突き刺して
たまごをうんでいたのです。

アオムシの体の中でたまごがかえり,
サナギになろうとしているアオムシの体からよう虫が出てきたのです。

こうなると,
そのアオムシはサナギになってチョウになることはもうできません。。。

うわぁ・・・

アオムシを育てていた側からみると,
なんとも悲しく複雑な気持ちになりました。

調べてみると,
畑でアオムシにコマユバチがたまごをうみつける確率は,
季節にもよりますが
多い時で9割をこえることもあるそうです。

これはつまり,
10匹アオムシがいたとしたら
そのうちの9匹にたまごがうみつけられている
ということになります!

こんなに高い確率でチョウになれないなんて・・・

私たちが外で見かけているモンシロチョウって奇跡的にチョウになることができた
「奇跡のチョウ」なんですね☆★


そして!!


この黄色いコマユバチのよう虫。
実は田んぼではとっても大切な虫なのだそうです。

田んぼでお米を食べてしまう虫を食べてくれる虫,
それがコマユバチなのだそうです。

「おいしいお米を食べるには必要な虫」
「育ててきたアオムシにたまごをうみつけてしまった虫」

同じ虫でも見方を変えれば
“敵”にも“味方”にもなりますね・・・

決して 美しいものではありませんが
「自然の世界」の新たな一面を発見です!