学校日記

薫風(くんぷう)や大文字を吹く神の杜(もり)

公開日
2015/04/30
更新日
2015/04/30

校長室から

風薫る季節となりました。5月の季節のあいさつによく“薫風”の語が使われます。薫風とは初夏に新緑の間を吹きぬける快い風を表します。清々しい初夏となりました。
さて,5月3日の憲法記念日にちなみ、毎年5月を憲法月間とし、「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和」等、憲法の精神についての認識を深める機会にしています。本校ではこの時期に,特に基本的人権の尊重について考え,人権学習の時間を設けました。 
今年は東西両学舎で「学校のきまり」の表現から『ことば』を通して人権を考えることにしました。学校の決まりには例えば「廊下は走ってはいけません」という否定の表現がよく見られますが,同じ内容でも「廊下は静かに歩きます」と言い換えることができます。西学舎では今週の朝会で話しましたが,子どもたちは後者の表現が好ましいと答えてくれました。言葉は気持ちや事柄やお願いしたいことなどを相手に伝えるためにあるものです。同じことならお互い気持ちよく言葉を交わすようにしましょうという話をしました。それが人を大切にすることの一つなのです。
東学舎では今日,やはり「学校のきまり」を題材にその文末表現から,さらにそこに込められた思いを考えました。優しい言葉だけではなく,言葉を発する側,受け取る側の双方が互いの思いを感じ取ることが大切ではないでしょうか,と話しました。その場その場に応じた相手に届く言葉を使いこなせる人になってほしいと思います。