学校日記

2年目の春を迎えて

公開日
2015/04/30
更新日
2015/04/30

校長室から

「年々歳々花相似たり,歳々年々人同じからず」これは中国,唐の詩人,劉廷芝の詩の一節です。3月末から桜が咲き始めました。日々見慣れた町ながら,春のこの時はその鮮やかな彩りに目を奪われます。毎年毎年、花は変わることなく咲いて,自然は変わらないが,花を愛でる人の姿は変わっていく…。実はこの漢詩の深い意味は,思えば,春になると毎年,同じように花は美しく咲くけれど、一緒にこの花を見た人はもはやこの世にはいない。  
若いみなさんは自分がまだまだ若いと思っていても,すぐに年齢は重ねていくものなので,今できることにしっかり取り組んでいきましょう,というメッセージが込められています。『光陰矢のごとし』にも通じます。
 東山泉の2年目が始動しました。6・3制から5・4制へと大きく切り替えた開校初年度を経て,1年間,7,8,9年生と過ごし,定期テストや東学舎での部活動も経験した6年生が7年生に進級して,リセットせずに中学校生活に入ります。昨年は東学舎に,6年生と7年生の2学年を同時に迎えましたが,今年は6年生1学年を新たに迎えます。そういう意味では,この2年目が,本校の5・4制施設併用システムが本格稼働する初年度とも言えます。
 年度末の「泉だより(14号)」でふれましたように,小中一貫教育校の制度化に向けた国会の審議が間もなくされるようです。一年間を振り返り,時の過ぎ行く速さを感じつつ,改めて『年々歳々…』『光陰矢のごとし』の教訓を胸に,義務教育校としての小中一貫教育の推進に教職員一同で取り組んでまいります。本年度も何卒よろしくお願いいたします。         (校長 村岡 徹)