本校の教科研究の方向性
- 公開日
- 2010/04/14
- 更新日
- 2010/04/14
研究部
本校の研究主題を「自ら活用し探究する活動を通して推論し、知的葛藤する集団思考を展開し、問題解決する能力を育成する授業設計の創造」とし、実践します。
推論とは、類推的な考え方、帰納的な考え方を用いて問題を解決したり、原理や法則、規則性を見いだしたりする手法で結果を導き,思考過程を確かな根拠の基に演繹的な考え方で、不合理や矛盾の有無を明確にする授業設計の創造を目指します。次の指導に力点を置いて,授業を創造します。
1 問題解決的な学習を基盤とする授業設計の構築
課題把握→推論による自力解決→対話的思考・集団思考→課題解決→自己評価(メタ認知力)
2 推論を活用した問題解決
ア演繹的な考え方で記述する
低学年から漸次導入し、問題とその結果と思考過程を記述する。
イ類推的な考え方で解決の見通しをもつ
問題の構造に着目し、類似する既習事項(知識、技能)を想起して、解決方法の見通しを立てる。
ウ帰納的な考え方で性質、規則性などを導く
三つ以上の事例から共通性について考え、性質や規則性を導き、問題解決する。
エ「if…,then…」思考を導入し,演繹的な考え方を確固たるものにする。
オ反例による論理の形成
これらをより一層,確実なものとするために,「視点の導入による発想の転換」を意図的に取り入れた授業設計の創造を目指します。
3 対話的思考と集団思考
対話的思考とは、二人で個々の考えを伝え合い、考えの根拠を明確にしたり、考えのよさや簡便性を見出したりする、所謂、思考し伝え合う活動です。
集団思考とは、ある考えの妥当性や有用性、効率性などについて思考し、集団で論述し合う活動です。
私たちは、1から3に力点を置き,本校独自の授業を展開し、子どもたちに確かな学力の向上を目指していきます。
具体的には,基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,それらを活用し、推論する学習活動を通して、思考力・判断力・表現力をはぐくみ、探究する学習活動を通して、問題解決能力の育成を推進する研究を続けます。
4 指導と評価の一体化
新学習指導要領が,次年度から完全実施となります。学力の3要素である「知識及び技能の習得」,「思考力,判断力,表現力の育成」,「主体的な学び」を目指すとともに,指導に対する評価についても,研究を推進します。
特に,内面的な活動である「関心,意欲,態度」,「思考,判断,表現」について,どのような評価規準を設定し,どのような方法で評価するのかを明らかにします。
そして,「概ね満足できる実現状況の姿」,所謂B規準と「十分満足できる実現状況の姿」,所謂A規準の基準を明確にして,評価の在り方を追究します。
他校の先生方から,大いに学びたいと願っております。