学校日記

赦免地(しゃめんち)踊りに向けて

公開日
2012/09/24
更新日
2012/09/24

その他

10月7日(日)夜7時から,八瀬秋元神社にて赦免地踊りが行われます。
赦免地踊りは秋元但馬守喬知公を祭神とする,秋元神社の奉納行事です。

歴史として…
南北朝の延元元年(1336)正月,後醍醐天皇が比叡山にご潜幸された時、八瀬の村人が弓矢を持って道中の警護をしました。
これに感動した後醍醐天皇は,八瀬の地を「年貢諸役一切免除」(今でいう税金なし)であるとしました。

時が過ぎて,宝永4年(1707),八瀬と比叡山の間に土地の訴訟が起こり,翌年の判決で,八瀬は赦免地の特権を失いました。
これに納得できない八瀬の村人は,江戸幕府に上訴しました。
時の老中・秋元公の裁決で,なんと八瀬赦免地(免税)の特権がまもられたのです。
八瀬の村人は喜んで,お礼に行きましましたが,秋元公はすでにこの世の人ではありませんでした。
嘆きかなしんだ八瀬の村人は八瀬天満宮の境内に秋元神社をつくり,そして毎年10月の上旬には,赦免地踊りを奉納することにしました。

今年は…
5・6年生の女子9名が,お化粧をし,きれいに着飾り,「汐くみ踊り」「花つみ踊り」を踊ります。
これが,毎年の八瀬小学校での伝統文化です。
8月の夏休み中から練習を始め,毎週日曜日に行っています。
踊りの指導は,地域の女性の方がされています。
この踊りは八瀬の中で代々受け継がれているものです。

その他に…
中学2年生になると,燈籠着(とろき)をします。
燈籠着とは燈籠(とうろう)をかぶった少年のことで,口紅をし女物の白い着物を着て,櫓の周りをまわります。
この頭にかぶっている燈籠の飾りを,燈籠教室で地域の方に教えて頂いています。
いわゆる切絵ですが,細工のあまりの細かさに,非常に驚かされます。
優秀なる作品は,本番の燈籠に飾られることもあるとか。

八瀬の古くから伝わる伝統に,八瀬の子どもたちは小さいころから慣れ親しんでいます。