GIGAスクール構想って?
- 公開日
- 2021/06/02
- 更新日
- 2021/06/02
校長室から
昨年の6月1日…,忘れもしません,2ヶ月間の臨時休業からの「学校再開日」でした。子供たちの元気な姿が学校に戻ってきた日です。あれから1年,3度目の緊急事態宣言が延長され,未だに新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策が続く中,本当の意味での「学校再開」には至っていないのかもしれません。
それでも,昨年の6月1日と今年の6月1日では,大きく変わったところがあります。それが,GIGAスクール構想です。GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の略で,「全ての人にグローバルで革新的な入口を」という意味が込められています。1人1台のタブレット端末と高速通信環境の整備をベースとして「個別最適化され,創造性を育む教育」を実現させる学校取組を進めていこうとするものです。
GIGAスクール構想において,1人1台のタブレット端末の活用が大きく取り上げられることが多いですが,実のところは,クラウドの活用等を含めた高速通信(ネットワーク)環境の整備と充実が最大の強み(ポイント)になります。1人1台のタブレット端末の活用は,そのほんの入口でしかないのです。
今までの学校でのICT活用は,「調べる」ことが中心であり,個人で閉じた学びを想定していました。しかし,GIGAスクール構想のネットワーク活用では,従来の情報を得る「インプット」だけでなく,自分の考えをまとめたり,発信したりする思考の「アウトプット」や「シェアリング」,他者との学びをつなげる「コミュニケーション」,そしてその先にある「コンセンサス(合意形成)」等の開かれた社会とのつながりについて,ICTやネットワークのよさを生かして学ぶ「場」をつくることができるのです
本校では,「個別最適化され,創造性を育む教育」の実現をめざして,調べ学習での活用もしますが,自分の考えを深めたりまとめたりする思考ツールやノートとしての活用,意見を出し合い合意形成や学びを深めていく活用も積極的にすすめており,各教科でのグループ学習や高学年の委員会活動では,ネットワークでつながっているからこその学びや活動をすすめることができています。
また,昨年度から積極的に取組をすすめてきました岩倉北小のオンライン授業についても,GIGAスクール構想のもと一層の充実がすすんでおります。家庭とのオンライン授業についても,タブレット端末の貸出をふくめ「できることは何でもチャレンジする」体制を整えています。もちろん,チャレンジですので難しい場面もたくさんありますが,そこは「Fail fast Fail often.」で,どんどん改善がすすんでいます。
昨年の6月1日には想像もできなかった「やってみたかったこと」を叶えることができてきました。「やってみたい」を「やってみよう」に変えることができるのが学校のよさです。「やってみないとわからない」ことはたくさんあります,「やってみてわかること」もたくさんあります。が,どれも「やってみない」と始まりません。
校 長 三浦 清孝