学校日記

「ともに築く」学校とは

公開日
2022/02/01
更新日
2022/02/01

校長室から

本校の学校教育目標は,「自ら進んで学び ともに築き 豊かに生きる 岩倉の子」,副題(合言葉)は,「好きなことをする」「人のためにする」「すすんでする」です。
令和元年度末に始まった新型コロナ感染症の感染拡大と拡大防止の取組は臨時休校や様々な活動の制限・自粛・延期・中止や内容の変更を行い,新たな学校づくりと学び方の大きな改革・変換が求められる中で,児童の「学びを止めるな」の理念のもとに,「好きなことをする」「人のためにする」「すすんでする」ことができるよう学校取組をすすめてきました。それは,児童や教職員の力だけでなく,「ともに築く」の学校教育目標のもとに,児童を中心とした学校づくりを,PTAや地域の皆様の理解と協力があり,困難な中ですが一つ一つの取組をすすめることができたと考えています。
しかしながら,今年1月より急激な感染拡大にあるオミクロン株については,これまでの学校取組や保護者地域の皆様のご理解・ご協力をも凌駕するものであり,不安が不安を高めていく状況になっていると感じていました。今年に入ってからは,学校(児童・教職員)は先の見えない中で孤軍奮闘している状況であり,自らも不安を高めていく日々を過ごしていました。
そのような中,右のPTAメールが発信されました。これほど心強いお言葉はありませんし,岩倉北小学校を「ともに築く」とは,こういうことなのだと改めて理解することができるお言葉でした。私たち教職員も「全ては子どもたちのために」なのです。その思いをご理解くださり,発信をしてくださったPTAの行動は,子どもたちが「好きなことする」学びの場をつくるために,保護者として,「人のためにする」「すすんでする」を具現化されたものだと感じています。
 オミクロン株のことで不安が先行する中,学校はコロナ対応に追われてきました。それは,保護者の皆様との関係も「保護者対応」という形となりつつあり,コロナへの学校取組について協力をお願い「する側・される側」となり,コロナ対応については,「児童の学び」が中心ではなく,学校取組への「対応」が中心になっています。学校取組は学校が主体で行うので保護者の皆様に協力をお願いする形となりますが,する側とされる側が「対」になった構図は「理解」と「協力」ではなく,「納得」と「仕方ない」という負の要素を含んだ関係になり,児童の学びを前向きにすすめる推進力にはなりにくい状況でした。
そのような中での右のPTAからの発信は,見失いかけていた「ともに築く」姿勢を取り戻し,「今こそ,全ては子どもたちのために」学校と保護者が,対応ではなく「ともに」行動をすることが大切なのだと背中を押されるものであると感じています。もちろん,学校からのお願いは続きますが,保護者の皆様と「ともに」子どもたちの「豊かな」成長と学びをすすめるために,引き続きご理解・ご協力をお願いいたします。
校 長  三浦 清孝

学校だより2月号の抜粋です。