今年は,Fail fast, fail often.
- 公開日
- 2021/04/08
- 更新日
- 2021/04/08
校長室から
まず,はじめに,お子様たちのご入学・ご進級,誠におめでとうございます。
今年度も昨年度に引き続き,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策をすすめる中ではありますが,本日,4月8日に教職員着任式及び始業式,そして,令和3年度の1年生52名を迎えての入学式を行うことができました。
今年度のスタートは,初めて運動場での始業式を実施し,担任発表・学級発表を行いました。例年とは違うスタートになりましたが,子供たちも教職員も新たな出会いの中,期待と不安が入り混じった「緊張感」とともに,ワクワクした気持ちでいっぱいでした。新しいスタートにむけて,今年度も「好きなことをする」「人のためにする」「すすんでする」にあふれている岩倉北小学校を目指します。
昨年度は制限の多い中での学校生活でしたが,このような時だからこそ,今年の岩倉北小学校の合言葉は,
失敗にこそ価値がある。 Fail fast, fail often. です。
昨年度は,学校行事の延期や中止,7時間授業の実施など追われることが多かった1年間でした。余裕をもって物事に取り組むことができずに,「正答」にできるだけ早くたどりつくことを求めていたように思います。
しかしながら,本来の学校は児童の学びの時間に合わせ,試行錯誤を繰り返していくことに価値があり,大人の「正答」に合わせることを求めるところではありません。学校が学校らしくあるために,今年は,「失敗にこそ価値がある」と考え,できるだけ早く失敗し,できるだけたくさん失敗し,その失敗,つまり,試行錯誤の中から真理を見つけ,友情や情熱を見出すことができる岩倉北小学校でありたいと思います。
では,今年度の岩倉北小学校です。
<学校教育目標>
「自らすすんで学び ともに築き 豊かに生きる 岩倉の子」
<育成を目指す資質・能力>
○新たな価値を創造する力 「価値の創造」 Innovation
○学びを活かし自立する力 「自立」 Independence
○社会的包摂をすすめる力 「社会的包摂」 Inclusion
<学びのデザイン>
「アフターコロナ」「ウィズコロナ」の学びのデザインとは…,どれも「コロナ」が主役であって児童が主役ではない言葉です。しかしながら,新型コロナウイルス感染症の感染拡大を前後して,学校や授業の捉え方は大きく変わろうとしています。だからこそ,対面形式を第一としたこれまでの「学び方」に固執しない,また,ICT活用といったネットワークを用いた技術革新に追われない「学び方」をつくることが大切であると思います。
何かにとらわれたり,追われたりするのではなく,教育の本質的を問う「学び方」づくりが大切になります。その中心として,岩倉北小学校の「学びのデザイン」を設定しました。
上の画像を解説すると,「学びのデザイン」では,「わからない」は,マイナスではありません。わからないから考えるのです。積極的な学びの動機づけにもなるのです。この積極的な「わからない」をどのように設定するのか,そして,どのようにすれば「わからない」が「考えてみたい」に変容していくのか,これを考えることが「学びのデザイン」を追究する第一歩となります。
そして,「学び」の価値が,「失敗するからおもしろい」と捉えることで,失敗は失敗に終わらず「チャレンジ」であり,行動であり,探究であり,真理を求める本物の「学び」であると価値づけることができるのです。だからこそ,「困ったときほど顔をあげ」て意気揚々と学びに向かい,仲間とともに学ぶ場である学校の機能を最大限生かして「話し合うから楽しいんだ」につながるのです。
岩倉北小学校の授業のスタートは「わからない」ことを「考えてみよう」とする「学ぶ場」を機能させることです。今年は,「わからない」からスタートする「学び」をつくっていきます
今年度も岩倉北教育へのご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします。
校 長 三浦 清孝