学校日記

7月

公開日
2011/07/13
更新日
2011/07/13

校長室から

       5年長期宿泊「花背山の家」での児童の姿に学ぶ

 いよいよ7月,暑い季節となりました。学校では,水泳学習も始まり,暑い中でも子どもたちの活き活きと活動する姿が多く見られます。
 先月,6月27日(月)から7月1日(金)までの5日間,5年生児童が「花背山の家」において4泊5日の長期宿泊学習を行いました。竹箸づくり・野外炊事・山登り・天体観察・野外スポーツ・フィールドアスレチックス・キャンプファイヤー・陶芸(焼き物づくり)等々,32名の子どもたちが,様々な活動に挑戦しました。5年生の子どもたちにとっては,4年生の時に2泊3日で三重県奥志摩岬の家へ宿泊学習に行っているので,宿泊学習は初めてではないのですが,今回は5日間の長期ということで,不安に思っていた子どももいたようです。
 振り返ってみると,子どもたちの活動の姿は,一人一人がとても立派なものでした。予定表に従って,見通しをもち,次々と主体的に協力的に活動できていました。4年生の時以上に,個々の児童がグループで力を合わせ,よく動いていました。

 この活動の中で,子どもたちが教えてくれたことがありました。
 例えば,第2日目に行った「山登り」の活動です。天候に恵まれて晴天ではあったのですが,梅雨時の蒸し暑い中,5時間(途中休憩を含んで),けっこうきつい坂のあるコースで,しかも長い距離を全員が歩き通すことが出来ました。大変嬉しいことではありますが,子ども一人一人の思いは様々です。子どもの中には,山登りの得意な子もいれば,苦手な子もいます。「山登り」を終えて,「苦しかったけれどやり通すことができて良かった。」と思った子がいました。やり抜くことへの充実感がもてたのです。でも,一方で,「もう山登りはこりごりだ,2度としたくない。」と思っている子もいます。努力して歩き抜いた子です。
 「野外炊事」の活動では,調理をすることだけでなく,後片付けの時,自分が使ったものはもちろんのこと,自分が使ってないものや場所を,黙々と洗ったり,整理したり,清掃したりしている子の姿がありました。 
 5日間の宿泊学習自体については,「楽しかった」と思う子がいれば,「辛かった」と思う子もいます。このことを知って,余計に立派だなと感心しました。内心は「いやだな」・「辛いな」と思っている子でも,友達には楽しそうに協力的に活動する姿を見せている子どもがいるのです。
 
 学校では,日々,授業を中心に,子どもたちが様々な活動をし,学び,成長していっているのですが,私たち教職員が,子どもの姿から学ぶことも多くあります。その中には,各家庭で保護者の皆さんが努力されていることが子どもの姿として表れていることが多くあることと思います。今後も毎日の授業や様々な行事を通して,子どもを中心に保護者の皆さんと共に我々教職員も成長していけるようにしたいと思っています。
                         
                          校長 久保田 耕司