伝統を創る
- 公開日
- 2019/03/06
- 更新日
- 2019/03/06
校長室から
岩倉北小学校の強みは,「つながり」と「あたたかさ」です。今年度から,この強みを岩倉北小学校の「学校づくり」の中心とし,よき「伝統」を「ともに築いて」いくための様々な取組をすすめてきました。
特に,人間関係を豊かにし,他の学年と協働して成し遂げる「場(よりよい岩倉北小学校を全校児童で築き上げる場)」を意図的に設定してきました。低・中・高学年による運動会の団体演技・団体競技の取組,学年による学習発表会の取組等が,その中心となっています。
そして,今年度の「学校づくり」の締めくくりとして,2月21日(木)22日(金)の1泊2日の日程で,3年生と6年生合同の「花背山の家宿泊学習」を実施しました。3年生と6年生が花背山の家で一緒に宿泊学習を行っているのは,京都市で岩倉北小学校の1校のみであり,「豊かに生きる 岩倉の子」の学校教育目標を叶え,「伝統を創る」本校ならではの大きな取組と考えています。
3年生と6年生が一緒に宿泊学習をするねらい,何点かあります。
まず,3年生は低学年の最上級生であり,来年度はいよいよ高学年となります。みさきの家での宿泊学習や運動会での上級学年としての役割と責任が求められます。4年生になったらがんばりたい気持ちはいっぱいだけど,その反面「不安」もいっぱいある状況です。だからこそ,自信と意欲をもって4年生になることのできる「場」づくりが大切になります。6年生から,高学年としての「あこがれの姿」を宿泊学習の様々な場面を通して学び,また,6年生に支えてもらいながら不安を自信に変えることができるのがこの宿泊学習です。
6年生は,最高学年として自分たちの創り上げてきた岩倉北小学校の大切なものをどのように伝えるのかを,目の前の様々な活動の中の「姿」として3年生に示し,「役割」を果たすことができるのがこの宿泊学習です。さらに,6年間ともに学んだ仲間との大切な時間を過ごすことができるのもこの宿泊学習です。
「なぜ3年生と6年生が一緒にするのか?」ではなく,子供たち自身の学校づくりのために,3年生と6年生がともに過ごす宿泊学習の場はなくてはならないものであると考えています。
はじめての3年生・6年生の合同宿泊学習です。「楽しかった」「4年生になったらがんばりたい」「仲良くできた」等の宿泊学習自体の感想は,聞こえてきますが,ねらいであった「学校づくり」の答えは,今の3年生が6年生になったときに見えてくる長いスパンの取組です。これからの岩倉北小学校が楽しみです。
今後も2020年の新学習指導要領の完全実施に向けて「学校づくり」をすすめていきたいと思います。
校 長 三浦 清孝