校長室の窓から〜子どもの感性を見守る〜
- 公開日
- 2015/06/01
- 更新日
- 2015/06/01
学校の様子
初夏の緑が美しい季節となりました。六月は環境月間です。
環境教育には、大きな役割があります。それは、今、自分たちが暮らしている地球の自然環境はこわされつつあるとはいえ、この状態をできるだけ長く後世に残していこうという意識を高めることです。本校では、「おもしろサイエンス」の中でも植物採集や観察をしています。また、様々な機会をとらえて動植物と接する場面をつくっています。これは子どもたちに、今暮らしている自然環境の素晴らしさを感じ取ってほしいからです。つまり、まず、自分たちが子ども時代に感じた美しい自然環境のよさや楽しさ感じること、そしてその感性が育っていれば、自分が大人になった時にも美しい自然を残す努力を忘れない人になるだろうと思っているからです。
五組、六組や二年生の子どもたちは授業の中で、野菜の苗を育てています。生き生きと笑顔で活動する姿を見て、思わず嬉しくなりました。
自然環境の減少によって、子どもたちが自然の中で過ごす時間が少なくなっています。
そんな今の時代だからこそ、自然と関わる体験の重要性はますます注目されています。「自然体験」には、子どもたちの感受性や想像(創造)力・身体能力、自主性を高めるなど、成長する上で大切な効果が期待されるからです。
レイチェル・カーソンは
「どのように子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要ではないと固く信じています。」
「もしも、わたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに生涯消えることのない『センス・オブ・ワンダ=神秘さや不思議さに目をみはる感性』を授けてほしいと頼むでしょう。」
私たち大人が、そんな子どもたちの「センス・オブ・ワンダー」を育み、見守るためにできるサポートはどんなことなのでしょうか。
夕方、耳をすますと、草むらに夏の虫の声がする季節となりました。小さな蛍が小川にとぶ姿も美しいです。夏の土や草の香りが広がると、幼い頃の思い出と重なる方も多いと思います。
子どもたちのゆったりした豊かな心や感性もそんな様々な景色や生き物たちといっしょに育まれるものだと思います。現代の子どもたちの心にも、そんな風景が描けるように、まずは身近な自然に触れてみるところから、はじめてみませんか・・。校長 森 江里子