学校日記

簡単な場合を考えて,複雑な場合を解決する 算数 5年

公開日
2009/12/15
更新日
2009/12/15

教室の窓から

5年生は,算数で簡単な場合を使って,2つの数量関係を捉え,それを使って問題を解くことに取り組んでいます。今日は,人文字を作るときの人数を求める問題に挑戦しました。
まず初めに,簡単な場合を考えました。長さ6mの間に1m間隔で人が立つと,何人必要かを考えました。実際に絵を書いて調べました。数えてみると7人必要なことが分かりました。次は2m間隔で考えました。同じように絵を描いて調べると4人必要でした。3m間隔も調べました。すると3人必要でした。このことから,全体の長さ,人を立てる間の長さ,必要な人数の関係を見つけ,言葉で表しました。子どもたちの意見をまとめると「必要な人数」=「全体の長さ」÷「間の長さ」+1となりました。
そこで,「下の図のような2の文字を作ります。1m間隔で人を並べると全部で何人ならびますか。」という問題に挑戦しました。(横6m,縦5mでできた2の文字)自分たちが見つけた式を使って,横は6÷1+1で=7人 縦は5÷1+1=6人。横が3本,縦が2本あることから,全部で7+6+7+6+7=33になると考えた子どもがいました。「でも先生,絵に描いて調べたら29本でできました。」とう意見が。なぜ29人でできるのか。29人で出来るわけを考えました。まず,口火を切った子どもが,「図を使って説明しながら,端っこは重なっているから,一人へらさないとだめだと思いますと。」説明しました。「あ,ほんとだ。」「でも,何人へらすの。」次の子どもが,重なっているところは4箇所あります。それは,ここと,ここと,ここと,ここです。なぜなら,この列の最後の人とこの列の最初の人は同じ場所にいるからです。」「僕も,同じように考えました。」と意見をつないで言ってより良い答えを見つけていきました。角は人が重なるから,角の分だけ引かないといけないことを見つけました。最後に,先生がそうだね。それは,こうして考えることですねと,曲がっている文字を一直線に伸ばしました。子どもたちからは「ウォー」と「るほど」の声が上がりました。じっくり考えたからこその驚きのこえでした。